こんにちは、教員Aです。
長時間のデスクワークやスマートフォンの使用、画面を見続けることで目の筋肉が緊張し、疲れやすくなります。目の疲れが進行すると、首まわりの筋肉が硬くなり、首こりや肩こり、頭痛などの原因になります。目の運動(いろいろな方向を観たり、焦点を変換させたりする運動)は目の筋肉をリフレッシュさせます。また首のストレッチは眼精疲労による首の筋肉の緊張をほぐし疲労感を軽減してくれます。

今日は、眼精疲労の予防ストレッチを1つ紹介します。
「焦点変換ストレッチ」です。
目のレンズ(水晶体)の厚さを変えてピント(焦点)を合わせる機能は筋肉(毛様体筋・図)が行っています。パソコンなど近いところを長時間集中して見ていると毛様体筋は収縮しっぱなし。ダンベルを持ったまま耐えているのと同じで筋肉は疲労してしまいます。
遠くを見たり、近くを見たり、意識的に焦点を変えることによって、筋肉が伸び縮みを繰り返し、硬くなった毛様体筋の緊張が緩和し、血流が良くなり、眼精疲労の予防につながります。

【焦点変換ストレッチ】
- 両手の親指を立て鼻の前に片手を、もう片手は肘を伸ばして遠くに位置します。
- まずは手前の親指を両目で5秒くらい見つめましょう。
- 次に、遠い側の親指を両目で5秒くらい見つめます。
- これを5回くらい繰り返し行い、慣れてきたらパッパッと早く切り替えながら10回くらい行ってください。首が動かないように注意しましょう。

目が疲れたなぁと思った時に少しストレッチを取り入れることで気分も身体もリフレッシュしますよ。







