こんにちは、学科長田中です。
写真にあるのは、小生の大学院時代の同級生、山里さん。
姫路市で建設会社の社長をしている。
このたび、少し変わった接骨院を開業したと、同級生からLINE情報を受け、早速訪問した。
勤務する資格者について質問すると、3名の柔整師と1名の鍼灸師、しかもすべて女性だ。
資格者は、臨床経験20年以上のベテラン治療家ばかり。
中にはアスリートのケガや故障を専門に診てきた先生もいるという。
そこでこの接骨院のコンセプトを聞くと、まず、急性期損傷の処置や治療に加え、
慢性期治療にも対応できる。
ここは柔整師、鍼灸師の先生がいれば、そう珍しいことではない。しかし、ここからだ。
写真を見ていただくと、一番奥から個室で初診の対応や検査ができる診察室。
その手前が手技治療や回復療法のベット。
そして、その手前にトレーニング機器やボールをおいている空間、
パーソナルレッスンやトレーニングができるスペース。
一番手前には、グループレッスン、グループエクササイズを行う空間。
急性期から回復期、そして個別運動療指導から、集団での予防運動指導。
処置、治療から予防指導まで、高齢者にアクティブな生活を送ってもらい、健康でいてもらう。
シニアだけでなく、近隣の中高生にも、急性期損傷の対応から、
パーソナルな運動指導まで、幅広い年代に利用してもらいたいという。
山里さん、今後の日本社会の運命は、メザニンシニアをアクティブシニアへ移行し、
健康寿命の延伸がキー、でしたね。
これからの接骨院のスタイルを先取りした形、うちの学生にぜひ実習でご指導をお願いします。