CLOSE

BLOG

日常生活(ブログ)

柔道整復学科

将来の自分

こんにちは、教員Aです。

柔道整復師を目指している学生たちに質問です。

柔道整復師の資格を取った後の「将来の自分」を具体的にイメージできているでしょうか?

心理学では「将来の自分をはっきりイメージすればするほど、モチベーションを維持しやすい」と多くの実験から報告されています。

資格を取得したのち、1年後、5年後、10年後の自分はどうなっているのか。

地域から信頼される整骨院を開業して社会に貢献している自分、プロ野球とトレーナーとして多くの選手から頼られている自分、日本代表チームのトレーナーとしてオリンピックや世界選手権などで海外でも活躍している自分など、イメージが明確であればあるほど、そこに向かっていく力は強力になります。

そして、その目標を達成した時にワクワクしている自分像をイメージできることも大切。

目標達成を想像するだけでワクワク気分があれば、それを目指す過程の中で壁にぶつかってもモチベーションを保ち、乗り越えることができると思います。

たとえば「ダイエットで体重10㎏痩せるんだ」と目標を立てたとしましょう。

でも、そこにワクワク感がなければ長続きせず挫折してしまいがち。

「10kg痩せて、以前に着ていた好きな洋服を着用してパーティに参加している自分」を想像してワクワク気分になるなら、誘惑に負けないで頑張れる気持ちが持てる。

韓国旅行に行って「韓国語を話せたらいいなぁ」となんとなく思って、少しは語学学習をかじってみるものの、だんだんとその気持ちは薄れていくことは多いです。

韓国語を習得して、韓国人の友達をたくさん作って、韓国でバリバリ仕事の幅を広げている自分をはっきりイメージできている人は、語学学習のモチベーションが揺らぎにくいでしょう。

「将来の自分」を強くイメージする。

それが努力の土台となる動機を強めてくれます。

「将来の自分」のイメージが具体的に持てない人は、自分と同じ目標を実現している人の話を聞いたり、活動の場を見たりすることは将来のイメージを構築しやすいと思います。

SNSとかネット情報だけでなく、実際にその場に足を運んで、五感で感じることがいいでしょう。自分がその場にいることを想像し、ワクワク感も抱きやすいかも。

柔道整復師国家試験に受かることは将来の幅を広げる上では大切なこと。

その後の「将来の自分」をはっきりイメージ出来たら、日々の学習に対するモチベーションも保たれ、目標に大きく近づくことでしょう。

まだ将来の自分をイメージできていないという人は、一度、じっくり自分を見つめ、動機を強くすることに時間を割いてみてはどうでしょう。

前の記事 記事一覧 次の記事
オープンキャンパス 資料請求 LINEで相談