こんにちは。水曜blog担当の柔整科教員Aです。
来年3月にある国家試験に向けて、3年生もエンジンがかかり出した感じがします。
「毎日勉強しているのに全然成績が伸びてこない」
国家試験勉強をやり出した際に3年生からよく聞く悩みです。
「これだけ勉強しても成績が上がらないんだから、そもそも自分は勉強ができないんだ」
と、結果が出ないことへの焦りや苛立ちからやる気を失ってしまう。
「学習の成長曲線」ってご存じでしょうか?
グラフのように、勉強はやればやるだけ直線的に伸びていくのではなく、低空飛行から急に伸び、曲線的に上がっていくと言われています。
それを知らない学生は直線的に成績が伸びると思っているので、現実とのギャップでやる気を損ねてしまっているのです。
成績が良くなる前には必ずと言っていいほど、勉強しても成績が伸びてこない停滞期があるのです。勉強もスポーツもコツコツ継続することは大事ですが、成果が見えるまでには時間がかかります。
この時期は気分的にしんどい。自転車の漕ぎ出しと一緒でエネルギーを使う割にはスピードが出ない。でもそれを乗り越えたら少ないエネルギーでぐんぐんスピードが出てきます。
この「学習の成長曲線」を理解し、「結果は後から尻上がりに出るんだ」と考えれば、今は焦らず勉強を継続することが大切だと思います。
石を高く積み上げようと思ったら、底辺を広げていかなければいけません。
やり始めてすぐに成績が伸びてこない人は、土台を広げている時期かも。
国家試験の試験範囲は広いですから、まずは日々の勉強習慣を定着させましょう。
学習がうまくいかず悩んでいる人は、気軽に柔整科教員に相談してくださいね。








