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日常生活(ブログ)

柔道整復学科

トライ&ラーン

こんにちは。柔整科教員Aです。

治療家(柔道整復師)を目指す上で、脱臼や骨折の整復法、包帯やテーピングの巻き方、マッサージやリハビリ指導におけるトレーニングやストレッチの方法を習得することはとても大切です。

今の時代はYouTubeで包帯やテーピングの巻き方、マッサージやストレッチのやり方などが動画配信されていて簡単に情報を得ることができます。

ただ、それらを観て情報を収集しただけではその技術ができるものではありません。

YouTubeで投球フォームの動画を観ただけでそのように投げられるわけではないですし、英語の本を読んだだけでペラペラになるわけでもない。すべて練習を繰り返すことで上達します。

治療技術にも、情報を収集した後に、何度もこつこつ試しては失敗しながら徐々に感覚をつかんで、できるようになっていくものが多くあります。

柔道整復師は人の身体に触れる仕事なので、その触れ方においても重要視しなければいけません。患者さんは施術者の丁寧さor乱暴さ、あるいは未熟さを敏感に察知します。

治療技術の習得には繰り返し練習することが大切なのですが「下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる」ではなく、相手を思いやりながら自分自身の五感を大切に判断していくことが大事だと思います。

上達の速い人はプロセスを大切にしています。

今回はこのように考えてテーピングを巻いてみたが、なにが良くて(悪くて)このような結果になったのか?どこが問題だったのか?時間がかかりすぎた原因は何だったのか?というふうに考えます。

ストレッチもそう。

患者さんや選手には、身体の硬い人もいれば柔らかすぎる人もいます。

テキストで紹介されているストレッチを施しても同じように効果は得られない。

では、どうすればいいのか、受け手の意見を聞きながらあれこれ試行錯誤していくことが幅広い方への対応力を身につけることになります。

安易に入る情報で効率化を図ることもいいのですが、汗を厭わず、自分で感じる力、考える力を養うことも治療家には欠かせないことだと思います。

トライ&ラーン(試行→分析→思考→再試行)を繰り返して技術を一緒に磨いていきましょう。

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