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日常生活(ブログ)

柔道整復学科

入学式後に保護者へ、今後の業界動向の特別ガイダンスを開催した理由

こんにちは、学科長田中です。昨日(4/5)入学式が挙行されました。

今年の入学生が管理柔道整復師資格を取得する2029年(学校教育3年、実務研修3年)に向けて、今回は保護者対象に今後の業界動向の説明会を開催した。

その内容を少し説明しよう。以下、概要。

1.医療業界が今後(すでに始まっている)起こり得る事
医療費の削減に向けて、いくつかの選択肢で同じ結果や効果が期待できるサービスは、費用の比較検討の結果、安価な方へスライドする。

2.予防医療への資金投下へ
特に高齢者のフレイル、サルコペニアから端を発する、ケガや疾患、生活習慣病などを防ぐために、治療から予防へ資金が投入される。治療手段より予防手段に資金投入し、医療対象者を減らした方が、圧倒的に安いからだ。

3.入院入所から、在宅の通院通所へ、入院も平均在院日数の低下、ショートステイの活用
自宅から病院や施設へ通って、治療や介護サービスを受けるようにシフトされる(すでに)
以上が概要の柱だが、すべて柔整の免許で対応できるのだ。以下は具体的な手段。

1.はジェネリックの考え方。例えば医療リハから介護リハ。レントゲンから超音波エコーへ
2.はトレーニング指導など。柔整ATがあれば、一層の引手あまた。アスリートは無論。
3.医療機関での外来のリハビリテーションの人材確保が必要になる。

子供が免許を受けてからどんな仕事に就くのか、しっかり稼いで生活ができるのか、親とすれば最も心配な点。
ご安心ください、長年、進路指導担当をしております小生が、期待に沿った進路就職を紹介します。では。

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