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日常生活(ブログ)

柔道整復学科

寝ることは大事!

こんにちは。数年前、睡眠障害をきっかけに「睡眠健康指導士」の資格を取得した、水曜日担当の教員Aです。

若い頃は、やりたいことがいっぱいで、寝ている時間がもったいないと思っていました。そのため、1日の睡眠時間は4~5時間。全然平気でした。いや、平気だと思い込んでいました。ところが、睡眠不足や精神的疲労の積み重ねでマイクロスリープが発生。マイクロスリープとは、自分では眠気がないと思っていても突然、瞬間的に眠ってしまうという恐ろしい現象です。高速道路の運転中に、ヒヤッとしたことがありました。

それを機に睡眠の勉強を始めました。今はしっかり睡眠時間を確保することの大切さを実感しています。

就寝前、布団の中でスマホ画面を眺めていませんか?

実は、就寝前のスマホ使用が中学生、高校生の夜更かしを促進し、睡眠の質に悪い影響を及ぼしている可能性があるそうです。また、睡眠不足の人は、生活習慣病や脳卒中、心筋梗塞、うつ病などにかかる率が跳ね上がるとのこと。それに、夜更かしすると「お腹が減った」という信号を出すホルモン「グレリン」の分泌が増加し、つい夜中に食べてしまって太る原因にもなります。

そこで、厚生労働省が睡眠の重要性を啓発するために発表した「健康づくりのための睡眠指針 ~睡眠12箇条~」(2014)を紹介します。いずれも科学的データの裏付けがあるそうです。

ぜひ、よい睡眠確保のため参考にしてくださいね。

【健康づくりのための睡眠指針 ~睡眠12箇条~】

①良い睡眠で、からだもこころも健康に。

②適度な運動、しっかり朝食、ねむりとめざめのメリハリを。

③良い睡眠は、生活習慣病予防につながります。

④睡眠による休養感は、こころの健康に重要です。

⑤年齢や季節に応じて、昼間の眠りで困らない程度の睡眠を。

⑥良い睡眠のためには、環境づくりも重要です。

⑦若年世代は夜更かし避けて、体内時計のリズムを保つ。

⑧勤労世代の疲労回復・能率アップに、毎日十分な睡眠を。

⑨熟年世代は朝晩メリハリ、昼間に適度な運動で良い睡眠。

⑩眠くなってから寝床に入り、起きる時間は遅らせない。

⑪いつもと違う睡眠には要注意。

⑫眠れない、その苦しみを抱えずに、専門家に相談を。

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