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外国語学科

「ジャージープレゼンテーション」中矢健太の留学記㊲

 こんにちは。今年の3月まで学生として外国語学科に所属していた、中矢健太と申します。今年の2〜3月、外国語学科の留学プログラムの一環として、オーストラリア・ゴールドコーストのボンド大学ラグビークラブウィメンズチームでコーチとしてインターンシップをしていました。 今、チームはプレーオフを迎えており、コーチ陣が声をかけてくれたため、8月19日から31日までチームに帯同しています。

 この日はジャージープレゼンテーションがありました。週末にグランドファイナルを控え、ファースト(1軍)、セカンド(2軍)、ウィメンズの3チームが決勝に進めるというボンド史上初の出来事に、フロントスタッフも気合満々。それもあって、特別に3チームがクラブハウスに一堂に会し、ジャージープレゼンテーションが行われることになりました。

 ジャージープレゼンテーション。ラグビーはサッカーや野球、バスケットボールのように個人番号ではなく、ポジションによって背番号が決まっています。スターティングメンバーは15番まで、リザーブを入れると23番。つまり、チームの中で23人しかジャージをもらえないのです。そのため、試合前日には、チームメイト全員の前でジャージを受け取る儀式が設けられます。

 チームによっては、決意表明をしたり、家族からのメッセージビデオが流れたり、大学などのチームではジャージーに塩を盛り込むこともあります。今回は3チーム合同なので、受け取るだけのシンプルな形でした。

 しかし、なんとジャージーのプレゼンターは現役ワラビーズ(オーストラリア代表)のジェームズ・スリッパーでした!スリッパーは実質ボンドの下部チームであるボンド・パイレーツというローカルクラブ出身。そのご縁があり、今回はこの大役のために駆けつけてくれたということでした。

 それぞれがジャージーを受け取り、同じ番号で記念撮影。特別な催しに、クラブハウスは高揚した空気に包まれていました。ウィメンズチームの笹川さんには “Japanese sensation!!” というMCの高らかな声が、メンズファーストグレードの上山くんの時には “Reiya!!” とチームメイトたちの怒号のような叫び声が響き、チームに愛されている様子がとても伝わりました。それだけ二人が限られた時間の中で、チームのために尽くしてきたということだと思います。

 

男女が同時に優勝すれば、ボンド史上初の偉業になります。また、同時に女子にとっては大会4連覇をかけたビッグゲーム。試合の会場は、クイーンズランド州のトッププロチームであるレッズが普段トレーニングに使っているバリーモア・スタジアムです。前回の留学中、レッズのトレーニングを1日見学させていただいた際に、このスタジアムの内部に入りましたが、素晴らしい施設でした。そんな会場で試合ができることも、格別です。

土曜日が女子、日曜が男子の試合です。コーチ陣が話していたように、良い流れを作りたいです!

 

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