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外国語学科

「MTG単語集」中矢健太の留学記㉝

 こんにちは。今年の3月まで学生として外国語学科に所属していた、中矢健太と申します。今年の2〜3月、外国語学科の留学プログラムの一環として、オーストラリア・ゴールドコーストのボンド大学ラグビークラブウィメンズチームでコーチとしてインターンシップをしていました。 今、チームはプレーオフを迎えており、コーチ陣が声をかけてくれたため、8月19日から31日までチームに帯同しています。

 週末のグランド・ファイナルに向けて、チームは練習前にミーティングを重ねています。コーチが相手のビデオから分析した内容を選手にプレゼンしたり、逆に選手同士で考えたことを発表しあったり、日によってスタイルはさまざまです。

 今日は、ミーティングで頻繁に聞いた英単語を紹介します。もちろん文脈によって異なる言葉に変換されることもありますが、参考までにご覧ください。

【Execution】

日本語訳:遂行、実行

コーチが最も頻繁に発する言葉の一つです。 練習で積み重ねてきたスキルや事前に練ったゲームプランを「遂行」「実行」するだけ!といった具合に使います。練習中にたとえばミスが起きた場面や、手詰まりになった局面、逆にチャンスになった瞬間などにコーチが “Execution!!” とよく叫んでいるのを耳にします。

【Consistency】

日本語訳:一貫性

試合を通しての「一貫性」など、これもよくチーム内で飛び交う言葉です。現にミーティングでは、コーチに「この試合で大事な要素は?」と尋ねられた選手が “Consistency.” と答えていました。コーチミーティングやナショナルチームのプレスカンファレンスでも、ヘッドコーチの口からよく聞く言葉です。

【Accuracy】

日本語訳:精度、正確性

球技の中で最も多い人数、15人でプレーされるラグビー。80分の試合の中では、スローイングやゴールキックのように、個人のスキルにフォーカスされる場面があります。スローイングは主に2番、ゴールキックは10番や12番、15番の選手が担うことが多いですが、そういった役割を担う選手にコーチが声をかける際、よく使われている単語です。

【Effort】

日本語訳:努力、ハードワーク

直訳すれば「努力/ 努力する」なのでしが、ラグビーでは例えば、後半の中盤など体力的に厳しい場面で走る、タックルに行く、蹴ったボールを追いかける。そういった意味合いをまとめて “Make efforts”とコーチが言っているのを聞きます。また、ラグビーではブレイクダウンと呼ばれる密集戦でサポートに入ることも “Effort” と呼ぶことがあります。

 他にも、バックスコーチのボウは、ミーティングの区切りや最後などで選手に確認するとき “Sweet?” “Happy?” と聞きながら、丁寧にリアクションを見ていました。日本でいう「大丈夫?」「OK?」にあたります。そういった姿勢は、コーチとしても大変勉強になりました。

 決勝戦まであと数日。チームをサポートし続けます!!

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