Hi guys,
最近めっきり寒くなってきましたね。
寒いのが大の苦手な佐藤です。
秋の紅葉を楽しむこともなく、スイッチひとつで冬に切り替わったかのような天候ですが、みなさんいかがお過ごしでしょうか?
さて、外国語学科ではリアルな英語を教えています。スポーツ現場で生かせる英語です。ロールプレイもリアルにこだわっています。と言うことで、今回はスペシャルゲストとして、私、佐藤が勤めるラグビーチーム、NTTドコモレッドハリケーンズ大阪に今シーズンから加入した、南アフリカ出身のS&C(ストレングス&コンディショニング)コーチのルパート・ウベルホスターコーチに来ていただきました。
本科の科目の一つとして実施している、フィジカル・イングリッシュのスペシャル授業として、ルパートコーチに指導してもらいました。
フィジカル・イングリッシュではウォームアップ、ストレッチ、コーンやラダーを使ったドリルの指導法や怪我人の対応などの活動をしています。
そして英語で説明している生徒に通訳をつけて、指導と通訳を同時に訓練しています。
今回はルパートにはウォームアップからドリルまで全て担当してもらい、各パート交互に通訳を配置して行いました。
プロの指導を通訳することで、緊張感が増しますね!この緊張感の中で一番鍛えられると、私自身感じてます。
無茶振り、即興、打ち合わせなしでぶっつけ本番を何度やらせられたか。。。でもそこで一番成長を感じました。
まずはルパートの自己紹介から。
ラグビー経験者の須藤くんが通訳を担当してます。ほぼ完璧に伝えられてますね!タイミングもグッド!
今回のトレーニングテーマは、アジリティーです。アジリティーとは何?スポーツで発生する動作は?説明に交えて質問が投げかけられます。わかった学生は、英語で答えます。
簡単な説明が終わり、ウォームアップです。3種目やってから、通訳交代。
果敢に挑む学生が優先的に通訳の機会をもらえます。もし立候補者がいなければ、佐藤が容赦無く当てていくので、気を抜く暇はありません。
ラダー種目やボールを使ったエクササイズでも同じように通訳を交代で行っていきます。
途中で競走を入れるなどして、場を盛り上げてくれました!競争になると一気に盛り上がりますね。
随所随所、詰まったり、伝わりきってない場合は、その場で指導が入ります。通訳で大事なのは、頭の中で絵を描き、適切な単語を選択して、わかりやすいように瞬時に伝えることです。
例えばIt might feel unnaturalといった際に、unnaturalを、ナチュラルではない、自然じゃない=不自然に感じる=違和感がある、ぎこちない、やり辛い、など連想して一番しっくりくる単語を使います。瞬時にそれをするためには、常日頃から置き換え、言い換えの意識が必要です。単純に語彙力や表現力を身につける努力を日々行うことですね。
最後はQ&Aセッション。
好きな言葉は何ですか?の問いに、
“To achieve something, you need courage, commitment, and patience”
「何かを達成するためには、勇気、決意と忍耐が必要である」
学生には勇気を持って挑んで欲しいとエールを送ってもらいました。間違ってもいいから、一歩踏み出すことが大事だと。
それで夢であったS&Cコーチになれた。みんなも勇気と決意と忍耐を持ってこれからも頑張りましょう!!
Thank you so much for the great lesson Rupert!!!