
こんにちは。外国語学科の中矢健太です。
最近、練習やトレーニング、また家の中での会話でよく聞くフレーズ、スラングを整理していました。今回はそれを一部、ご紹介します!
・No drama(ノー ドゥラマ)
「問題ないよ!」
似ているフレーズとしては “All good” “No worries” “Everything is all right”など。ホストマザーがよく使っているので、当初は「ドラマ?」と思って聞いていましたが、オーストラリアでよく使われるスラングでした。
例えば、今は雨が続いているので、先日はこんな感じで使っていました。
“Now it’s raining but you can go for run. No drama!”
(雨だけどランニング行ってきてもいいよ。問題ないよ!)
・Footy(フーティ)
「ラグビー」
オーストラリアではラグビーのことを “Footy”と言います。 “Football”からきている言い回しのようです。現に、 “Rugby”と聞いたのは本当に数回。こちらの言い方が一般的です。テレビ中継でも
ただ、オーストラリアのフットボールはAFL(オージーフットボール)、NRL(13人制ラグビー「リーグ」)、ラグビー(15人制ラグビー「ユニオン」)と3種類にサッカーが加わるので、たまにどれのことを言っているのか混同します。文脈で理解するようにしています。
中でもNRLの人気は凄まじく、毎週金曜の夜には “Friday Night Footy” と試合の生中継があります。アメリカには “Monday Night Football” という“Friday Night Footy”番組が放送されていますが、オーストラリアでは同様の熱量でNRLが支持されています。「ブリスベン・ブロンコス」「メルボルン・ストームス」といったように各都市にプロチームがあり、地元のサポーターの熱烈な応援を受けています。

・Up!(アップ!)
「前」
Upと聞くと、普通は「上」を想像しますよね。ただ、ラグビーの場面では「前」を意味することが多いです。
例えば、”Up!” “Get up” は「(ディフェンス時に)前に出ろ!」、 “Look up” になると「前を見ろ!」という意味になります。コーチはどれも頻繁に使っていて、選手間でも言い合っているのをよく耳にします。改めて考えれば、日本のラグビーでもディフェンス時に前に出るとき “Up!” と発するチームが多いですよね。まさにその “Up”です。
もちろん “Keep your heads up!(顔上げろ!)というように、「上」という意味でも使います。ただ、ここまで万能な言葉だと考えたこともなかったので、とても興味深かったです。
・Vegies(ベジーズ)
「野菜」
こちらはわかりやすいですよね。“Vegetable”の省略形になります。オーストラリアのスラングは、単語を短く省略する傾向を感じます。他には、アボカドも “Avo”というように省略する時もありました。








