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外国語学科

中矢健太のゴールドコースト留学記㉒「クラブデー」

こんにちは。外国語学科の中矢健太です。

先日。ボンド大学ラグビークラブで、男子、女子、コルツ(高校生)の全チームが一堂に集まる「クラブデーイベント」が開催されました。

この日は外部から来たフィットネスコーチがスポットコーチとして参加。彼はチームビルディングを専門としているようでした。普通、チームビルディングといえば、ラグビーから離れて違う球技をしたり、みんなでできるようなゲームをしたりと、楽しいアクティビティを想像します。ただ、そのコーチがマーカーや器具をセッティングしている様子を見て、少しイヤな予感がしたのです……。

全体集合後、そのコーチがこの日のテーマを伝えました。「みんなでキツイことを乗り越えて結束力を高めるんだ!」そこからは予想通りでした。

選手は7人ずつグループに分かれ、さっそくフィットネスメニューへ。ラグビーのフィールドの中には、10メートルライン、22メートルライン、5メートルライン、トライラインの4本がハーフラインを線対象に1本ずつ、合計9本のラインがあります。トライラインから各ラインを往復ごとにスクワットとバーピーを10回ずつ、そして次のラインを往復……という過酷なメニューが炎天下の中、始まりました。選手たちも楽しいゲームをすると思っていたのか、予想外の展開に絶句していました。

そのコーチが徹底していたのは、同じグループの仲間を見捨てないということです。

「遅れている仲間がいたら助けろ! お互いに声かけて応援しあえ!」

仲間を応援せずに水を飲んでいる選手を見つけると“Team mate!!!” とコーチは激怒して連れ戻していました。その後も違った種類のフィットネスメニューをみんなで乗り越え、最後はチームに一体感が生まれていました。

午後からは男子チームの紅白戦を観戦。普段、ジムでしか会えない彼らのパフォーマンスを見ることができて、とても興味深かったです。パスやキックなどのスキルでは日本の大学生の方が上手いと感じましたが、コンタクト、つまり接触の強度はやはり数段激しいものでした。みんな体格も大きく、ラグビーを始めた幼い頃からその強度でのぶつかり合いに慣れているようです。私がいたスタンドまで「ゴツッ」「ドンッ」といった体をぶつけ合う音が頻繁に聞こえてきました。

紅白戦の後は、チームメイトのディオンに誘われ、近くのレストランで開催された男子チームの打ち上げへ。初めて会うチームメイトもいて、自分から頑張って喋りに行きました。ただ、1対1の会話や少数での会話はなんとかなる一方で、飲み会となると会話のスピードがあまりに速く、人数も20人くらいとかなり大所帯で、あちこちで進んでいた会話についていけなかったのが本当に悔しかったです。

この留学も終盤ですが、まだまだ自分の英語力の不足を感じましたし、同時にもっと伸ばしたいと改めて実感できました。めげることなく、引き続き頑張ろうと思います。

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