
こんにちは。外国語学科1年の中矢です。
ゴールドコーストに来て13日目になります。今日は、こちらに来るまでにやっておいて良かったこと、そしてチームメイトを紹介します。
英語の勉強はもちろんですが、私がもう一つ取り組んでいたのは……そう、トレーニングです!
今まで、大学のラグビー部コーチを3年間していました。その経験から、ただ見ているだけでは選手と仲良くなれないと確信していました。私も20代後半なので、大きく年が離れるわけではありません。トレーニングしたり、ランニングしたりして、一緒にキツいことを乗り越えることで一気に距離が縮まります。
これは、大学ラグビーのコーチの同僚から教わりました。彼はもう40歳前後ですが、エキストラのフィットネスや階段ダッシュも選手と一緒になってやっていて、その姿勢や言動は大変勉強になりました。
学生時代はバリバリのラグビー部員だった私ですが、それも5年前。オーストラリアの新たなチームメイトたちについていけるよう、渡豪前の2、3カ月間はジムに行く頻度を上げて、みっちり身体づくりをしていました。
こちらでの担当は女子チームのコーチなので、男子とはフィールドで交流することがなかなかできません。ただ、ジムセッションは男女混ざって行うので、男子のみんなと仲良くなる絶好のチャンス。体づくりの成果もあって、チームメイトのみんなと同じくらいの重量や激しさでトレーニングに交わることができています。
ジムセッションは2~3人組で行うのですが、Alex(アレックス)とJordan(ジョーダン)が私を仲間に入れてくれています。2人は、拙い英語の私に付き合いながら、みっちり2時間トレーニングしています。このトレーニング、なかなか体に堪えますが、この「一緒にトレーニングする」というチャレンジのお陰で「アイツ、選手ちゃうのに意外とやるやん」という空気になり、声をかけてくれるチームメイトが増えました!

photographs by Kenta Nakaya
ジムセッション後は、施設内のサウナに入っています。Alexが誘ってくれたのをきっかけに、私も入るようにしました。以前、履正社高校OBでサッカー日本代表の町野修斗さんにお話を伺った際、ドイツ移籍後にチームメイトと仲良くなる秘訣について「サウナは間違いないです!」とおっしゃっていました。その言葉の通り、まさにサウナは会話の宝庫! たまに早口で何を話しているのか曖昧な時間もありますが、みんなが声をかけてくれたり、話してくれたりするので、さらに距離が縮まっています。
そうやって何かと気にかけてくれていたナイスガイのAlexですが、来週からなんとイギリスに1年間留学に行くとのこと! 彼は23歳でラグビーをやりながら、フィジオ(理学療法士)として仕事もしています。フィジオとしてのより豊かな経験を求め、渡英するということでした。そういうわけで、今日が彼とトレーニングが出来る最後の日になってしまいました。衝撃の事実に驚きましたが、彼の新たなチャレンジを応援しています!
Thanks Alex!
Best wishes for your new journey!!
次回は、ボンド大学の素晴らしいラグビーグラウンドをご紹介します。







