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日常生活(ブログ)

外国語学科

巴山海珠の留学日記(オーストラリア編②)「授業で学んだ英語を活かして」

みなさんこんにちは! 外国語学科1年の巴山海珠です。

チームの皆さんに自己紹介もなんとかできたし、これでなんとか良い流れに乗れるかなって思っていましたが……「あれ、何かが足りない?」とインターンが始まってから違和感を覚えておりました。そして、それが何なのか、ようやく気づきました。

ベッドです! 

治療用のベッドがないのです! 

ベッドがあればテーピングも容易にできますし、ストレッチやマッサージ、治療だってより効果的にかつ効率よく出来る! 早速、現地でサポートしてくれる日本人のフランキーさんにお願いし、折りたたみのベッドを手配してもらいました。フランキーさんはすごく仕事が早く、言った翌日にすぐ持ってきてくれました!(ありがとうフランキーさん!)

そして、次の練習日、体育館についてから意気揚々とすぐにベッドを出して、テーピングを並べて準備万端で選手を待っていたら、選手たちが僕とベッドを見て話しかけて来てくれました!

“Oh you’re a Physio !?  I need an ankle taping, because I have …” 

と、こんな感じで会話が生まれ、自分が何者なのかを本当の意味で理解してもらうことができました。 ただベッドを設置し、テーピングを並べただけですが、それが選手達にとってはわかりやすく自分が何者なのかを伝えてくれたみたいです。時には雰囲気や形から入ることも大事なんだなと感じ、また治療ベッドはAT(アスレティックトレーナー)やPT(理学療法士)にとって、やはり必需品だなとも感じた一日でした。

それからは、練習前や後にテーピング、治療やストレッチ、マッサージなどのコンディショニングを求めて、より選手の方から声をかけてくることが増えました! また監督たちも、”Can you treat me ?” などと言いながら、ふざけてベッドに横になろうとしたり、楽しい会話も増えました! チームに合流した後は、すぐには打ち解けることもできず、少し疎外感も感じていたので、このように会話が弾んですごく嬉しかったです!

選手達との会話では、

”Where does it hurt?”

“Could you point to the place where you have pain?”

“What makes it hurt ?”

“Have you had the same problem before ?”

“I’m gonna check your back so …”

などなど、ジャレット先生が「メディカルEnglish」の授業で教えてくれたフレーズたちがすごく役に立ちました! 授業で学んだ英語を活かし、かつ応用して、選手たちの現病歴や既往歴をしっかり聴取できるようにこれからもしっかりとコミュニケーションをとっていきたいです。

一週目と違い、だんだんと流れに乗ることができた二週目の巴山からでした。

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