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野球コース

タマミ第三章 「気づくって、なんなんやろ」 第5話 誰かの頑張り、ちゃんと見えてる?

こんにちは、タマミです。

今日は、最近ちょっと気になっていることをお話ししたいと思います。

それは、

「誰かの頑張りって、どこまで見えているんやろ?」

っていうことです。

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野球をしていると、みんなの注目が集まる瞬間があります。

大事な場面でヒットを打った選手。

ピンチを抑えたピッチャー。

難しい打球を捕った選手。

「ナイスバッティング!」

「ナイスピッチング!」

「今のプレー、すごかったな!」

そんな声がグラウンドに響く瞬間って、やっぱり素敵ですよね。

私もマネージャーとして、仲間が活躍する姿を見ると、すごくうれしくなります。

でもね。

そんな時、ふと思うことがあるんです。

「目立たないところで頑張っている人のことも、ちゃんと見えているんかな?」

って。

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例えば、みんなが集まる前に練習の準備をしてくれている人。

誰も気づかないうちに、使った道具を片付けてくれている人。

仲間が落ち込んでいる時、そっと声をかけている人。

自分の練習が終わっても、最後まで仲間の練習を手伝っている人。

そういう人たちの頑張りって、試合の結果や数字には残らないことが多いですよね。

でも、その行動があるから、みんなが気持ちよく練習できている。

チームがスムーズに動いている。

そう考えると、目立たないところにも、大切な頑張りがいっぱいあるんやなって思います。

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この前、練習が終わったあとのグラウンドを見ながら、こんなことを考えました。

みんなが帰る準備をしている中で、最後まで道具を片付けている選手がいたとします。

きっと、その子は特別なことをしているつもりじゃないんですよね。

「使ったから片付ける。」

ただ、それだけなのかもしれません。

でも、誰かが最後まで片付けてくれているから、次に使う人が困らない。

その小さな行動が、誰かを助けているんです。

そういう姿を見た時、

「ありがとう。」

って自然に伝えられる人でいたいなって思いました。

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第二章では、「ありがとう」について考えました。

誰かがしてくれたことを、当たり前やと思わないこと。

そして、気づいた感謝を、言葉や行動で伝えること。

あの時に考えたことが、今の「気づく」というテーマにもつながっている気がします。

だって、誰かの頑張りに気づかなかったら、その人に「ありがとう」を伝えることも難しいですもんね。

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それから、もうひとつ。

私は、頑張りって、結果が出た時だけのものじゃないと思うんです。

試合に出られなくても、一生懸命練習している人がいます。

なかなか結果が出なくても、毎日コツコツ努力を続けている人がいます。

苦手なことに、何度も挑戦している人もいます。

もちろん、結果を出すことは大切です。

でも、結果だけを見ていたら、その人がそこにたどり着くまでに積み重ねてきたものを、見逃してしまうかもしれません。

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例えば、普段はあまり声を出すのが得意じゃない子が、今日は勇気を出して仲間に声をかけた。

いつも準備に時間がかかっていた子が、今日は自分から早めに動いていた。

昨日はできなかったプレーが、今日は少しだけできるようになった。

周りから見れば、ほんの小さな変化かもしれません。

でも、その子にとっては、大きな一歩かもしれないですよね。

そんな時、

「さっき、自分から声かけてたね。」

「最近、準備が早くなったね。」

「前よりできるようになってるやん。」

って伝えてもらえたら、きっとうれしいと思うんです。

ただ「すごいね」って褒めるだけじゃなくて、何を頑張っていたのかを、ちゃんと見て伝える。

それって、相手にとって特別な言葉になるのかもしれません。

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でもね。

頑張っている人が、みんな褒められたいわけじゃないとも思います。

誰かに認めてもらうためだけに、努力しているわけでもないですよね。

それに、そっとしておいてほしい時だってあると思います。

だから、何でも大きな声で褒めればいい、ということでもないんかな。

みんなの前で伝えた方がうれしい人もいれば、二人の時にそっと伝えた方がいい人もいる。

そういう違いにも気づけたら、もっと素敵ですよね。

大切なのは、褒めることそのものよりも、相手の頑張りを大切に思うこと。

私は、そんなふうに感じています。

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それと、もうひとつ考えたことがあります。

それは、誰かの頑張りに気づける人って、きっと自分のことだけを見ていないんやろな、ということです。

自分の練習も大切。

自分の結果も大切。

でも、その中で少しだけ顔を上げてみる。

すると、仲間が努力している姿や、誰かがチームを支えている姿が見えてくるかもしれません。

そして、その姿を見て、

「自分も頑張ろう。」

って思えることもあるんじゃないかな。

誰かの頑張りが、別の誰かの頑張る力になる。

そうやって、お互いに良い影響を与え合えるチームって、素敵やなって思います。

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私はマネージャーなので、試合でホームランを打つことはできません。

でも、選手たちが頑張っている姿を、近くで見ることはできます。

うまくいった日も、うまくいかなかった日も。

人に見られている時も、誰も見ていないような時も。

そんな毎日の中で、誰かの小さな努力や成長に気づける人でいたいです。

そして、気づいた時には、その人に合った言葉で伝えてみたい。

「ありがとう。」

「助かったよ。」

「さっきの頑張り、見てたよ。」

その一言が、誰かの明日の力になるかもしれないから。

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みなさんは最近、誰かの頑張りに気づいたことがありますか?

目立つ活躍じゃなくてもいいんです。

いつもより少し早く来て準備していたこと。

苦手なことから逃げずに挑戦していたこと。

誰かのために、そっと動いていたこと。

そんな小さな頑張りに、目を向けてみてほしいです。

そして、もし伝えられそうなら、言葉にしてみる。

きっと、その言葉を受け取った人だけじゃなくて、伝えた自分の心も少し温かくなるんじゃないかな。

「誰かの頑張りに気づける人は、誰かの努力を大切にできる人。」

私も明日から、仲間の素敵なところを一つでも多く見つけてみようと思います。

だって、チームって、一人でつくるものじゃないですもんね。

目立つ人も、目立たない人も。

みんなの小さな頑張りが重なって、一つのチームになっていくんやと思います。

また次のお話でも、一緒に考えてもらえたらうれしいです。

タマミ

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