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タマミ第三章 第1話 【気づくって、なんなんやろ】

第1話「気づくって、なんなんやろ」

こんにちは、タマミです。

今日から、また新しいお話を始めようと思います。

今回、私が考えてみたいのは、

「気づく」

っていうこと。

普段から何気なく使っている言葉やけど、

「気づける人になろう」って言われたら、

みなさんは、どんな人を思い浮かべますか?

私は最近、それをよく考えるんです。

⸻

例えば、練習中。

いつも元気に声を出している選手が、
今日はなんとなく静かだった。

「あれ?いつもとちょっと違うな。」

そう感じることがあります。

これもきっと、「気づく」ですよね。

ほかにも、

ボールが少なくなってきた。

もうすぐ今の練習が終わりそう。

次はこの道具を使いそう。

誰かが何かを探している。

そんな小さな変化に、

「あっ。」

って気づく瞬間があります。

⸻

でもね。

最近、私は思うんです。

気づくって、

ただ周りをよく見ているだけなんかな?

って。

⸻

例えば、

いつも元気な子が、
今日は少し静かだったとして。

その変化に気づけたら、

「どうしたんやろ?」

って考えます。

疲れてるんかな。

何かうまくいかなかったんかな。

それとも、
ただ今日は静かに過ごしたいだけなんかな。

もちろん、本当の気持ちは本人にしか分かりません。

だから勝手に決めつけるのは違うと思う。

でも、

「いつもと違うな。」

って感じられたら、

その人のことを少し気にかけることはできますよね。

⸻

野球の練習でも同じです。

誰かに、

「次、これ準備して。」

って言われてから動くこともできます。

でも、

今やっている練習を見ながら、

「そろそろ終わりそうやな。」

「次はあの練習かな。」

「じゃあ、この道具が必要になるかも。」

って考えられたら、

言われる前に準備できるかもしれません。

⸻

そう考えると、

「気づく」って、

今起きていることを見るだけじゃなくて、

このあと何が起こるのかを想像すること

にもつながってるんかなって思います。

⸻

でも、それって急にできることでもない気がします。

普段から練習を見ているから、

「次はこれかな。」

って分かる。

いつも仲間のことを見ているから、

「あれ、今日ちょっと違うな。」

って分かる。

つまり、

相手のことや、
周りのことを普段から知ろうとしているからこそ、

小さな変化にも気づけるのかもしれません。

⸻

そして、もうひとつ。

私がいちばん大事なんかなって思っていることがあります。

それは、

気づいたあと、どうするか。

です。

⸻

「あの子、困ってそうやな。」

って気づいた。

「次、この道具が必要やな。」

って分かった。

「あそこ、片付けた方がよさそうやな。」

って気づいた。

でも、

そこで終わってしまったら、

気づいていないのと、
そんなに変わらない時もあるのかもしれません。

⸻

「何か手伝おうか?」

って声をかけてみる。

必要になりそうなものを準備してみる。

落ちているものを拾ってみる。

ほんの小さなことでも、

「自分にできること、あるかな?」

って考えて、一歩動いてみる。

そこまでできた時に初めて、

「気づいたこと」が、
誰かのための力になるんかなって思うんです。

⸻

もちろん、

気づいたら何でもやればいい、
ってことでもないですよね。

声をかけずに、
そっとしておいた方がいい時もあると思います。

手伝わずに、
その人自身に任せた方がいいこともある。

だからこそ難しい。

ただ見るだけじゃなくて、

相手を見て、

考えて、

その人にとって今、何が必要なんやろって想像する。

そして、

必要なら動く。

⸻

そう考えてみると、

「気づく」って、

私が思っていたより、
ずっと深いことなのかもしれません。

⸻

私はマネージャーとして、

もっと周りを見られる人になりたいです。

でも、

ただ「よく見る人」になるんじゃなくて、

小さな変化に気づいて、

その理由をちょっと考えて、

必要な時には自分から動ける。

そんな人になれたらいいなって思っています。

⸻

もしかしたら、

今まで何気なく通り過ぎていた毎日の中にも、

まだ私が気づいていないことが、
いっぱいあるのかもしれません。

だったら、

明日は今日より、
ほんの少しだけ周りを見てみようかな。

誰かの表情。

いつもと違うこと。

次に起こりそうなこと。

そして、

「今、私にできることはあるかな?」

って考えてみる。

そこから、何かが変わるかもしれません。

⸻

みなさんは、

「気づける人」って、どんな人やと思いますか?

私もまだ、答えを探している途中です。

この第三章で、
みなさんと一緒に少しずつ考えていけたらうれしいです。

タマミ

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