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野球コース

タマミ第2章 第6話【ありがとうは言葉だけでええんかな】

こんにちは、タマミです。

ここまで「ありがとう」のことをいろいろ考えてきて、

やっぱり、ちゃんと言葉にするって大切やなって思っています

心の中でどれだけ感謝してても、
言わなかったら相手には伝わらへんこともあるから

だから、

「ありがとう。」

って言える人でいたい

それは今も変わりません。

でもね。

最近、もうひとつ考えることがあるんです。

「ありがとう」って、言葉だけで伝えるものなんかな。

⸻

この前、練習が終わったあとのことです。

みんなが片付けをしている中で、
ある選手が何も言わずにベンチのゴミを拾っていました。

誰かに頼まれたわけでもなくて、

「オレがやっとくわ!」

ってアピールするわけでもなくて。

ほんまに自然に拾って、
そのままゴミ箱に捨てていました。

たったそれだけのことです。

でも、その姿を見ていたら、

なんか、いいなって思ったんです。

⸻

その選手が、
どんな気持ちでゴミを拾ったのかは分かりません。

ただ気になっただけかもしれへんし、
いつもの習慣やったのかもしれません。

でも私は、

こういうのも「ありがとう」の形なんかな。

って思いました。

⸻

使わせてもらったグラウンドを、
帰る前にきれいにする。

誰かが準備してくれるのを待つんじゃなくて、
自分から道具を運ぶ。

困っている人がいたら、
「手伝おうか?」って声をかける。

次に使う人が困らへんように、
使ったものを元の場所に戻しておく。

どれも、すごく小さなことです。

でも、

「いつもありがとう。」

「使わせてもらってありがとう。」

「支えてくれてありがとう。」

そんな気持ちが行動になったら、
こういう形になるんかなって思います。

⸻

野球って、ほんまに一人ではできません。

一緒にプレーする仲間がいて、
指導してくれる先生がいて、
応援してくれる人がいて。

毎日の生活まで考えたら、
家族にもたくさん支えてもらっています。

それに、普段はなかなか顔を見ることがないけど、
グラウンドや施設を使えるようにしてくれている人もいます。

考え始めたら、

私たちの「当たり前」って、
ほんまにたくさんの人に支えてもらってるんですよね。

⸻

だから、

「ありがとう。」

って伝えて、それで終わりじゃなくて。

今度は自分が、誰かのために少し動いてみる。

それも感謝の伝え方なのかもしれません。

⸻

感謝してるから、
使った場所を大切にする。

感謝してるから、
自分から片付ける。

感謝してるから、
次に使う人のことまで考えてみる。

感謝してるから、
今度は自分が誰かを支える側になってみる。

そうやって考えると、

「ありがとう」って、
言った瞬間に終わる言葉じゃないんですね。

その気持ちが次の行動につながって、
またその行動が、誰かを助ける。

そんなふうに続いていくものなのかもしれません。

⸻

でもね。

だからって、

「言葉より行動の方が大事」ってことでもないと思っています。

行動してるから、
「ありがとう」は言わなくていい。

それも、なんか違う気がするんです。

だって、

どれだけ相手のために動いていても、
言葉にしないと伝わらない気持ちもあるから。

⸻

言葉でも伝える。

行動でも伝える。

「ありがとう」って言って、
そのあと、自分にできることをひとつやってみる。

そんなふうにできたら、
すごく素敵やなって思います。

⸻

もしかしたら、

感謝って「伝えるもの」だけじゃなくて、

次の誰かにつないでいくものなのかもしれません。

誰かにしてもらってうれしかったことを、
今度は自分が別の誰かにしてあげる。

そうやって「ありがとう」がつながっていったら、

チームの中にも、
少しずつ優しい空気が増えていくんかなって思います。

⸻

私もまだ、

いつも気づけるわけじゃないし、
ちゃんと行動できない日もあります。

でも、

「ありがとう。」

って思った時に、

言葉にするだけじゃなくて、

「じゃあ、私は何ができるかな?」

って、少し考えられる人でいたいです。

それがきっと、
私なりの「ありがとう」やと思うから。

みなさんの「ありがとう」は、
どんな行動になっていますか?

また次のお話でも、
一緒に考えてもらえたらうれしいです。

タマミ 🌸⚾

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