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タマミ第二章 第3話【″ありがとう″って言う方が難しいんかな】

こんにちは、タマミです。

前回は、
「ありがとう」って言われると、なんでうれしいんやろって考えてみました。

今回は、その反対です。

「ありがとう」って、伝える側のこと。

たった五文字やのに、なぜか言うのが少し照れくさい時ってありませんか?

心の中では、ちゃんと感謝してる。

助かったなって思ってるし、
うれしかったことも覚えてる。

それなのに、

「あとで言えばいいかな」
「これくらいのことで、わざわざ言わんでもいいかな」

そんなふうに思ってるうちに、
伝えないまま一日が終わってしまうことがあります。

私も、何度もありました。

この前、練習の準備をしていた時のことです。

少し重たい道具を運ぼうとしていたら、
近くにいた選手が何も言わずに持ってくれました。

その時はバタバタしていて、
私は「ごめん、助かる」って言っただけ。

あとから落ち着いて考えたら、
ちゃんと「ありがとう」って伝えたかったなって思ったんです。

たぶん、その選手はお礼を言ってほしくて動いたわけじゃない。

でもね。

だからこそ、
気づいた気持ちは、ちゃんと言葉にした方がよかったんかなって思いました。

「分かってくれてるやろ」
「いつものことやし、言わんでも伝わるやろ」

近くにいる人ほど、そう思ってしまうことがあります。

家族とか、仲のいい友達とか、
毎日一緒にいる仲間とか。

関係が近いからこそ、
気持ちを言葉にするのが恥ずかしくなるんですよね。

でも、心の中にある感謝は、
黙っているだけでは相手に見えません。

私がどれだけ「助かったな」って思っていても、
言葉にしなかったら、相手は知らないままです。

「ありがとう」って、
感謝の気持ちを説明する言葉というより、

自分の気持ちを相手に渡す言葉なんかもしれません。

「ちゃんと見てたよ」
「うれしかったよ」
「あなたのおかげで助かったよ」

そんな気持ちを、短い言葉にして届ける。

考えてみたら、それって少し勇気がいることですよね。

それに、「ありがとう」を伝えるのが遅くなってしまうこともあります。

その場では余裕がなくて、
あとになってから気づくこともある。

そんな時は、遅くてもいいんかなって思うんです。

「この前のことやけど、ありがとう」
「あの時、ほんまに助かった」

少し時間がたっていても、
言われた人はきっとうれしいと思うから。

感謝って、その場で言えなかったら終わりじゃなくて、
気づいた時に伝えてもいいものなんやと思います。

もちろん、毎回きれいに言えなくてもいい。

照れくさかったら、
小さな声でもいいし、笑いながらでもいい。

「ありがとう」だけじゃなくて、

「助かった」
「うれしかった」
「いてくれてよかった」

そんな言葉でも、ちゃんと気持ちは届くと思います。

私はこれから、
心の中で思うだけで終わらせないようにしたいです。

相手が近い人でも、
いつも支えてくれている人でも、

「ありがとう」と思った時に、
できるだけ言葉にして伝えたい。

たった一言で、
相手の一日が少しあったかくなるかもしれへんし、

伝えた自分の心も、
なんとなくやわらかくなる気がするから。

みなさんにも今、
「ありがとう」を伝えたい人はいますか?

もし顔が浮かんだなら、
少し照れくさくても、言葉にしてみてもいいかもしれません。

思っているだけでは見えなかった気持ちが、
その一言で、ちゃんと相手に届くかもしれないから。

また次のお話でも、一緒に考えてもらえたらうれしいです。

タマミ 🌸⚾

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