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タマミ第二章 第二話【″ありがとう″ってなんで嬉しいんやろ】

こんにちは、タマミです。

前回から、「ありがとう」について考え始めました。

毎日あたりまえのように使っている言葉やのに、考えれば考えるほど不思議な言葉やなって思うんです。

今日は、その中でもずっと気になっていることがあります。

それは――

「なんで『ありがとう』って言われるとうれしいんやろ?」

っていうことです。

「ありがとう。」

たった五文字。

すごく短い言葉です。

でも、不思議なくらい心に残る時があります。

この前も、練習が終わったあとに見かけた光景がありました。

マネージャーさんがベンチを片付けていた時、

帰ろうとしていた選手が足を止めて、

「今日もありがとう。」

って笑顔で声をかけていたんです。

ほんの一瞬のやり取りでした。

特別なことを言ったわけでもないし、

周りのみんなも、そのまま帰っていきました。

でも、そのマネージャーさんが少し照れたように笑っていたのが、なんだか印象に残ったんです。

その時に思いました。

「ありがとう」って、

何か特別なご褒美をもらったわけでもないのに、

どうしてあんなにうれしそうなんやろって。

たぶん、

その一言で、

「ちゃんと見てくれてたんや。」

って思えたんじゃないかな。

そんな気がしました。

誰かのために動くことって、

気づかれへんことも多いですよね。

準備をしても、

片付けをしても、

当たり前のように一日が終わることもある。

それでも、「ありがとう。」って言われると、

その時間がちゃんと誰かに届いていたんやって思える。

だから、うれしいのかもしれません。

私は最近、

「ありがとう」って、

感謝を伝える言葉でもあるけど、

相手の存在を認める言葉でもあるんかなって思うようになりました。

「助かったよ。」

「見てたよ。」

「いてくれてよかったよ。」

そんな気持ちが、

短い言葉の中にぎゅっと詰まっている気がするんです。

だからなのかもしれません。

「ありがとう」って言われると、

「また頑張ろうかな。」

って思えるのは。

もちろん、

誰かに褒めてもらうために動くわけじゃない。

でも、

自分がやってきたことを、

誰かがちゃんと見てくれていたって分かるだけで、

心が少しあったかくなることってありますよね。

そして、その「ありがとう」は、

そこで終わらない気がするんです。

言われた人がうれしくなって、

今度はその人が誰かに優しくできる。

また別の誰かが「ありがとう」って伝える。

そんなふうに、

少しずつ広がっていく言葉なんじゃないかなって思います。

だから私は、

「ありがとう」って、

一人を笑顔にするだけの言葉じゃない気がしています。

その笑顔が、

また誰かの笑顔につながっていく。

そんな力を持っている言葉なんじゃないかなって。

もちろん、

まだこれも私が感じたことです。

本当の答えは分かりません。

でも、「ありがとう」について考え始めてから、

以前より周りの人の言葉に耳を傾けるようになりました。

「ありがとう」って言う人も、

言われた人も、

どこか少しだけ表情がやわらかくなる気がするんです。

だから私も、

これからは「ありがとう」をもっと大切に伝えたいなって思っています。

照れくさくて言えない時もあるけど、

思った時にちゃんと伝えられる人でいたい。

その一言で、

誰かの今日が少しだけあったかくなったら、

それってすごく素敵なことですよね。

みなさんは、

最後に「ありがとう」って伝えたのは、いつですか?

もし思い浮かぶ人がいたら、

今日、もう一回伝えてみるのもいいかもしれません。

きっとその一言は、

思っている以上に相手の心に届くんじゃないかなって、

私はそんな気がしています。

また次のお話で、一緒に考えてもらえたらうれしいです。

タマミ 🌸⚾

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