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野球コース

タマミ第二章 第一話【ありがとうって、なんなんやろ】

こんにちは、タマミです。

今日から新しいお話を始めようと思います。

テーマは、とても身近な言葉。

「ありがとう」です。

毎日のように使ってる言葉やのに、不思議なくらい、ちゃんと考えたことってなかったなって思ったんです。

だから今回は、この言葉について、一緒に考えてみてもらえたらうれしいです。

「ありがとう。」

この言葉って、一日に何回くらい言ってるんやろ。

朝、誰かにドアを開けてもらった時。

プリントを回してもらった時。

道具を取ってもらった時。

部活でボールを拾ってもらった時。

気づいたら自然に口にしてることもありますよね。

反対に、忙しくて言いそびれてしまう日もあるかもしれません。

でもね。

私は最近、「ありがとう」って、ただのお礼の言葉じゃない気がしてるんです。

野球部を見ていても、そう思う場面がたくさんあります。

試合の日。

選手たちはグラウンドでアップをしていて、監督やコーチは試合の準備をしていて、マネージャーはベンチや道具の確認をしています。

保護者の方が応援に来てくださることもあります。

そんな光景を見ていると、

「この試合って、グラウンドに立つ選手だけでできてるわけじゃないんやな」

って感じることがあるんです。

誰かが朝早くから準備してくれて、

誰かが裏で動いてくれて、

誰かが見えないところで支えてくれている。

だから、みんなが安心してプレーできる。

そんなふうに思うことが増えました。

でも、その毎日が続くと、

いつの間にか「当たり前」になってしまうこともあります。

ボトルに水が入っていること。

グラウンドがきれいなこと。

ユニフォームが洗ってあること。

応援してくれる人がいること。

それが毎日続いていると、

まるで最初からそこにあるものみたいに感じてしまう。

でも、本当は違いますよね。

誰かが時間を使ってくれている。

誰かが気を配ってくれている。

誰かが「みんなのために」って動いてくれている。

その積み重ねがあって、今がある。

そう思うと、「当たり前」って少し怖い言葉なんかもしれへんなって思いました。

だから私は、

「ありがとう」っていう言葉は、

「助かったよ」

だけじゃなくて、

「ちゃんと見てるよ」

っていう気持ちも一緒に伝えてるんじゃないかなって思うんです。

「あなたがいてくれてよかった。」

「気づいてくれてありがとう。」

「その優しさ、ちゃんと届いてるよ。」

そんな言葉を、短くぎゅっと詰め込んだのが「ありがとう」なんかなって。

もちろん、まだ答えは分かりません。

もしかしたら、人によって「ありがとう」の意味は違うのかもしれません。

でも、それでいい気もしています。

一つの言葉なのに、

言う人も、言われる人も、

その時の気持ちで意味が少しずつ変わる。

だからこそ、こんなに長く大切にされてきた言葉なんかなって思うんです。

私はこれから、

「ありがとう」をもっと大事にしてみようと思います。

特別な日にだけじゃなくて、

毎日の何気ない出来事の中で。

当たり前になりそうなことほど、

ちゃんと立ち止まって伝えられる人になれたらいいなって思っています。

そして、この第二章では、

「ありがとう」って何なんやろ。

どうして人は感謝を伝えるんやろ。

そんなことを、みなさんと一緒に少しずつ考えていけたらうれしいです。

最後まで読んでくださって、ありがとうございました。

また次のお話で、お会いしましょう。

タマミ 🌸⚾

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