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野球コース

タマミ第6話【″チームのため″ってなんなんやろ】

こんにちは、タマミです。

野球を見ていると、ほんまによく聞く言葉があります。

「チームのために」

たぶん、みんな一度は聞いたことがあるんじゃないかなって思います。

練習中もそうやし、試合前のミーティングでもそう。

「チームのために声を出そう」
「チームのために走ろう」
「チームのために頑張ろう」

そんな言葉が、いろんな場面で飛び交っています。

もちろん、それってすごく大切なことやと思うんです。

でもね。

私は時々、その言葉の意味を考えることがあります。

「チームのため」って、いったい何なんやろって。

だって、言葉にするのは簡単やけど、実際に行動するのはそんなに簡単なことじゃないと思うんです。

自分がしんどい日もある。

思うようにプレーできへん日もある。

誰かに注意されて落ち込む日もある。

自分のことで精一杯になる日だってあるはずです。

そんな時でも、周りを見て動く。

誰かのために声をかける。

チームのために行動する。

それって、思っている以上にすごいことなんやろうなって思います。

しかもね。

「チームのため」にやったことって、必ず自分に返ってくるわけじゃないんですよね。

誰かに褒められるとは限らへん。

感謝されるとも限らへん。

気づいてもらえへんことだってある。

むしろ、気づかれへんことの方が多いかもしれません。

それでも続けられる人を見ると、

私はほんまにすごいなって思うんです。

この前も、ある選手が練習後に黙ってグラウンド整備をしていました。

別に先生に言われたわけでもない。

誰かが見ているわけでもない。

みんなが帰る準備をしている中で、一人だけトンボをかけていたんです。

その姿を見ながら、

「なんでそこまでできるんやろ」

って考えていました。

たぶん、その選手は「すごいと思われたい」からやってたわけじゃない。

「褒めてほしい」からでもないと思う。

ただ、

次に使う人が気持ちよく練習できるように。

チームのみんなが困らへんように。

そんな気持ちで動いてたんやと思うんです。

私はね、

「チームのため」って、

自分を犠牲にすることじゃないと思うんです。

無理をすることでもない。

我慢し続けることでもない。

自分を後回しにして苦しむことでもない。

そうじゃなくて、

自分にできることを、自分なりにやることなんじゃないかなって思うんです。

困っている人がいたら声をかける。

落ちているゴミを拾う。

使った道具を元の場所に戻す。

ベンチを整える。

仲間の頑張りに拍手を送る。

ひとつひとつは小さいことかもしれません。

でも、その小さな行動が積み重なった時に、

「このチーム、なんかええな」

っていう空気が生まれる気がするんです。

そして不思議なことに、

そういう空気があるチームって、

強いチームが多い気がします。

技術だけじゃなくて、

お互いを大事にしているチーム。

誰かが困っていたら自然に手を差し伸べられるチーム。

目立たないこともちゃんとやれるチーム。

そういうチームには、

「チームのため」が特別な言葉じゃなくて、

当たり前のように存在しているんやろうなって思います。

正直、私もまだ答えは分かりません。

「チームのためって何なんやろ」

って今も考えています。

でもね、

考えれば考えるほど、

すごいプレーをすることだけがチームのためじゃないんやなって思うようになりました。

誰にも気づかれへんような小さな行動。

誰かを思って動く優しさ。

そういうものも、ちゃんとチームを支えているんやと思います。

だから今日も、

自分にできることをひとつずつ。

それが案外、

「チームのため」の一番近くにある答えなのかもしれませんね。

また、一緒に考えてもらえたらうれしいです。

タマミ。

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