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日常生活(ブログ)

野球コース

タマノスケ新章 引退はゴールちゃうスタートや【何もない時間が次の自分をつくる】第4話

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引退して、しばらく経ったころ。

ふと気づく。

毎日あった練習がない。
大会もない。
次の試合もない。

気づいたら、時間だけがある。

でもその時間、
どう使えばいいか分からへん。

これまで忙しかった分、
急にできた空白に戸惑う。

ある生徒は、こんなふうに言ったらしい。

「なんか、ぽっかり穴が空いた感じです。」

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これまでの生活は、
野球中心やった。

朝起きて、学校行って、
放課後はグラウンドに行って、
練習して、帰って寝る。

当たり前やったそのリズムが、
体にも心にも染みついてた。

せやから引退した瞬間、
そのリズムがなくなる。

毎日やることが決まってた世界から、
急に“何をしてもいい世界”に変わる。

それが、なんとも言えん空っぽさを生むんや。

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ある指導者も、こう言ってた。

現役を終えたとき、
自分の中に大きな喪失感があった、と。

「自分は何を支えに生きればいいんだろう」

そんなことを考えた時間があったらしい。

ずっと野球が中心やった人生。
そこから急に切り離されると、
自分の立ってる場所が分からんくなる。

でもな、その人はあとになってこう振り返ってた。

「あの“空白の時間”があったからこそ、
次の人生をちゃんと考えることができた」って。

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人ってな、
走り続けてるときは
自分のことをゆっくり考えられへん。

目の前の試合。
次の大会。
次の練習。

次へ次へと進むことで、
毎日が埋まっていく。

でも一度立ち止まると、
初めて見える景色がある。

「自分は何が好きなんやろ」
「これからどんな生き方したいんやろ」

そんなことを、
ゆっくり考える時間ができる。

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引退してできたその時間は、
決して無駄やない。

むしろな、

次の自分をつくるための時間なんや。

焦って何かを決めなくてもいい。
無理に前へ進もうとしなくてもいい。

少し休んで、
少し考えて、
また動き出せばええ。

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部活で頑張ってきたあんたなら、
もう分かってるはずや。

コツコツ積み重ねたら、
ちゃんと形になるってことを。

走り込みも、
素振りも、
最初から結果が出たわけちゃう。

続けたから、
力になった。

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引退してできたこの時間は、
止まってるように見えるかもしれへん。

でもな、

ちゃんと未来につながってる。

土を耕してる時間みたいなもんや。
今はまだ芽が出てへんだけで、
その下ではちゃんと準備が進んでる。

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焦らんでええ。

今はまだ、
次の章の準備期間なんや。

この静かな時間が、
きっとあんたの次の一歩をつくっていく。

タマノスケは、そう思うで。

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