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日常生活(ブログ)

野球コース

タマノスケ新章 引退はゴールちゃうスタートや【何もない時間が次の自分をつくる】

引退して、しばらく経ったころ。

ふと気づく。

毎日あった練習がない。
大会もない。
次の試合もない。

気づいたら、時間だけがある。

でもその時間、
どう使えばいいか分からへん。

これまで忙しかった分、
急にできた空白に戸惑う。

ある生徒は、こんなふうに言ったらしい。

「なんか、ぽっかり穴が空いた感じです。」

これまでの生活は、
野球中心やった。

朝起きて、学校行って、
放課後はグラウンドに行って、
練習して、帰って寝る。

当たり前やったそのリズムが、
体にも心にも染みついてた。

せやから引退した瞬間、
そのリズムがなくなる。

毎日やることが決まってた世界から、
急に“何をしてもいい世界”に変わる。

それが、なんとも言えん空っぽさを生むんや。

ある指導者も、こう言ってた。

現役を終えたとき、
自分の中に大きな喪失感があった、と。

「自分は何を支えに生きればいいんだろう」

そんなことを考えた時間があったらしい。

ずっと野球が中心やった人生。
そこから急に切り離されると、
自分の立ってる場所が分からんくなる。

でもな、その人はあとになってこう振り返ってた。

「あの“空白の時間”があったからこそ、
次の人生をちゃんと考えることができた」って。

人ってな、
走り続けてるときは
自分のことをゆっくり考えられへん。

目の前の試合。
次の大会。
次の練習。

次へ次へと進むことで、
毎日が埋まっていく。

でも一度立ち止まると、
初めて見える景色がある。

「自分は何が好きなんやろ」
「これからどんな生き方したいんやろ」

そんなことを、
ゆっくり考える時間ができる。

引退してできたその時間は、
決して無駄やない。

むしろな、

次の自分をつくるための時間なんや。

焦って何かを決めなくてもいい。
無理に前へ進もうとしなくてもいい。

少し休んで、
少し考えて、
また動き出せばええ。

部活で頑張ってきたあんたなら、
もう分かってるはずや。

コツコツ積み重ねたら、
ちゃんと形になるってことを。

走り込みも、
素振りも、
最初から結果が出たわけちゃう。

続けたから、
力になった。

引退してできたこの時間は、
止まってるように見えるかもしれへん。

でもな、

ちゃんと未来につながってる。

土を耕してる時間みたいなもんや。
今はまだ芽が出てへんだけで、
その下ではちゃんと準備が進んでる。

焦らんでええ。

今はまだ、
次の章の準備期間なんや。

この静かな時間が、
きっとあんたの次の一歩をつくっていく。

タマノスケは、そう思うで。

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