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タマノスケ【進路に迷ってもええねんで】第3話 向いてるかどうかなんかやってみなわからんやん

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「先生、やりたいことがないって、やばいですか?」

そう聞いてきた学生はな、
ちょっと申し訳なさそうで、
でも内心はめちゃくちゃ不安そうな顔をしてた。

周りの友達は
「将来は○○になりたい」
「この道に進むって決めてる」
そんな話を当たり前みたいにしてる。

その中で、自分だけが
「何も決まってない」
「やりたいことが分からない」
ってなると、焦るよな。

「オレ、このままで大丈夫なんかな」
「何も考えてへん人間みたいに思われてへんかな」
そんなこと、頭の中でぐるぐるしてたんやと思う。

でもな、タマノスケは思うんよ。

やりたいことがない=遅れてる
そんなこと、全然あらへん。

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そもそもな、
「向いてるかどうか」って、
やってみな分からんもんや。

今うまく言葉にできる夢を持ってる人も、
最初から全部分かってたわけちゃう。

ある先生が、こんなこと言うてた。

「“向いてる仕事”って、
 探して見つかるもんやなくて、
 やってみたあとに、振り返って分かるもんやで」

これ、ほんまやと思う。

最初は
「別に興味なかった」
「何となく選んだだけ」
そんな入り口でも、

やってるうちに
「この作業、嫌いやないな」
「人と関わるの、案外好きかも」
って気づくこと、ようあるんや。

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「やりたいことがない」って悩んでる子ほど、
実はちゃんと考えてるんよ。

ほんまに何も考えてへん人は、
悩むことすらせえへん。

ある先生は、よくこう言うてた。

「“やりたいことがない”って悩んでる時点で、
 その子は自分の人生を雑に扱ってへん証拠や」

タマノスケも、まったくその通りやと思う。

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それにな、
進路って「やりたいこと」だけで決めなあかんもんちゃう。

・今、自分が求められてること
・人の役に立てそうなこと
・やってみたら成長できそうな環境

そういう視点で選ぶ道も、全然アリや。

まずは目の前のことに、ちょっと真剣に向き合ってみる。
そしたら後から、
「あ、これ案外向いてたんかもな」
って思える瞬間が来ることもある。

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せやからな、
「何がしたいか分からん…」って立ち止まってる君へ。

いきなり答え出さんでええ。
将来の正解なんて、誰にも分からへん。

まずはな、
心がほんの少しでも動く方へ行ってみよ。

「ちょっと気になる」
「完全に嫌ではない」
そのくらいで十分や。

1ミリでええ。
半歩でええ。
一歩やなくてもええ。

動いてみたら、
景色が変わる。
人が変わる。
自分の感じ方も、少しずつ変わる。

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遠回りに見える道が、
あとから振り返ったら
「あの時間、無駄やなかったな」
って思えること、ほんまに多い。

正解を最初から探そうとせんでええ。

進みながら、
悩みながら、
失敗しながら、

自分の中で“意味”を育てていく。

そんな進み方でも、全然ええやんか。

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ほな、次はどこ行ってみよか。

立ち止まりながらでも、
探しながらでも、
迷いながらでも、

歩いてる時点で、あんたは前に進んでる。

タマノスケは、そう思うで。

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