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タマノスケ新章 第七話 勉強と部活両立できるんかな?【毎日ちょっとずつが一番強いんや】

こんにちは、タマノスケやで。

この前、部活のあとにある後輩がポツリとつぶやいたんや。

「オレ、やっぱり才能ないんちゃうかな…」
「勉強も部活も、どっちも結果出ぇへん」
「頑張ってるつもりやのに、全然伸びてる感じせぇへんねん」

その声には、ちょっと焦りと、ちょっと悔しさが混じってた。

オレも同じように感じたこと、何回もある。
まわりと比べて、「なんでオレだけ進んでへんねん」って落ち込んだこともある。

でもな。
そういう時こそ、思い出してほしいことがあるんや。

「ちゃんと、自分の“続けてる姿”を見てあげてるか?」って。

毎日10分でも机に向かってる。
どんなに疲れてても、グラウンドに立ってる。
誰かに言われたわけやないのに、自分で決めて続けてる。

それってな、ほんまにすごいことなんやで。

努力って、なんか特別なことのように思われがちやけど、
実はそうやない。

「一気にすごいことをやる」んやなくて、
「小さなことを、やめずに続ける」こと。

それが、ほんまの努力なんや。

オレの先輩に、こんな人がおった。

特別に目立つタイプやなかった。
派手なプレーも、テストでトップを取るわけでもない。

でもな、毎日誰よりも早く来て、静かに素振りしてた。
授業の前には、前日のノートを必ず見直してた。

その姿、めっちゃ印象に残ってる。
誰も見てへん時間でも、自分のやるべきことを淡々とやってる。

オレはその背中を見て思った。

「続けるって、こんなにかっこええんやな」って。

ある日、その先輩がふと笑って言ってたんや。

「続けるってな、“才能”やと思うで」

その言葉、今でもずっと心に残ってる。

才能って、最初から持ってるもんやと思われがちやけど、
ほんまは“続ける力”こそが、いちばん強い才能なんやと思う。

たった1ページでもノートを開く。
たった1スイングでもバットを振る。
それを「今日もできた」って、自分で認めてあげる。

その一歩一歩が、未来を作ってくれるんや。

「すごいな」って思われる人は、
結局、“昨日の自分”に今日も勝ち続けてる人なんやと思う。

周りと比べる必要なんて、どこにもない。
勝負する相手は、いつだって“自分”や。

キミが「もうちょいだけやってみよう」って思えたその瞬間、
もうすでに前に進んでる。
結果が出るまでの時間なんて、気にせんでええ。

大事なんは、“止まらんこと”。
休んでもええ。ゆっくりでもええ。
でも、歩みを止めへんことが、いちばんの強さや。

続けるって、地味やし、しんどい。
でもな、毎日ちょっとずつ積み上げたもんほど、
あとで振り返ったときに、いちばん輝くんや。

「今日もやった」
その小さな積み重ねが、未来の自分を支えてくれる。

焦らんでええ。
今のキミの“ちょっとずつ”が、
いずれ“すごい力”に変わるからな。

ほな、またな。
タマノスケより。

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