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タマノスケ新章 第四話 勉強と部活両立できるんかな? 【成長には、波があって当たり前やで】

こんにちは、タマノスケやで。

この前な、後輩がポツリとつぶやいてたんや。
「最近、全然ダメっす。成績も下がって、部活もうまくいかんし…」

その顔がな、どこか“自分を責めてる顔”やった。
オレも昔、まったく同じような表情してたから、気持ちがようわかる。

「頑張ってるのに、結果が出えへん」
「努力しても報われへん」

そんな時って、ほんまに苦しいよな。
自分のこと、信じられへんくなるんや。
「もう、やめた方がええんちゃうかな…」って、心のどっかで思ってしまう。

でもな、オレはその後輩にこう言ったんや。

「成長って、まっすぐ伸びてくもんやないで」
「波があるのが普通や。下がった時こそ、力がついてる証拠や」

実際な、成長ってグラフで見たらギザギザやねん。
右肩上がりの一直線なんか、誰にもない。

たとえば、バッティングの調子がええ時もあれば、
何してもボールが当たらへん時もある。
テスト勉強やってても、前より点数が下がることもある。

でも、それって“成長してへん”んやなくて、
“今まさに伸びようとしてる途中”なんや。

オレ自身もな、練習で全然打てへん時期があった。
毎日振ってるのに、結果が出えへん。
「なんでオレだけ…」って思ってた。

けど、ある先輩が言ってくれたんよ。

「タマノスケ、成長って坂道登るみたいやぞ。
 下向いたらしんどく見えるけど、顔上げたらちゃんと進んどる」

その言葉、今でも心に残ってる。

しんどい時ってな、努力してる自分が見えにくいんよな。
でも、“できたこと”を数えるようにしてみ。

・テストで1問でも解けたならOK。
・練習で1球でもナイススイングできたならOK。
・昨日より5分でも長く集中できたなら、それもOKや。

その「ちょっとできた」の積み重ねが、
あとになって“自信”になる。

オレも落ち込んでた時、ある人にこう言われたことがあるんや。

「今はうまくいかんくても、その努力は未来でちゃんと返ってくる」

その言葉、めちゃくちゃ救いやった。
“今の努力が無駄やない”って思えた瞬間、
またバットを握る力が出てきたんや。

せやから、もし今キミが、
「なんでオレだけうまくいかへんねん…」って悩んでるなら、
それはたぶん、“伸びる前の波”やで。

どんな人でも、上がったり下がったりを繰り返しながら成長してる。
大事なんは、その“下がったとき”に諦めへんこと。

努力が報われるって、
「今すぐ」の話やない。
「ちょっと先の自分」が受け取るもんなんや。

だから焦らんでええ。
下がってるように見えても、実は地面の奥で根が伸びてる時期や。

キミが今、しんどい思いをしてるなら、
その分だけ、あとで大きく伸びる準備をしてるんやで。

焦らず、下を向かず、今日も一歩。
ゆっくりでもええから、自分のペースで進んでいこな。

「成長には、波があって当たり前や」
この言葉を、今日は胸のポケットに入れといてな。

ほな、またな。
タマノスケより。

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