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タマノスケ新章3話 【距離が空いても変わらへんもんやねん】

こんにちは、タマノスケやで。


これまで「仲間との出会い」や「何年たっても変わらんもん」について話してきたけど、
今回は“距離が空いても変わらへん関係”について、ちょっと話してみようと思うんや。

高校を卒業して、大学に行ったり、仕事を始めたり、
それぞれが自分の道を歩き始めると、会う機会って自然と減っていくもんや。

最初はちょっと寂しいけど、それも当たり前やねん。

せやけどな、ほんまに大切な仲間って、
たとえ時間が経っても、距離が空いても、なんも変わらんのや。

久しぶりに連絡が来て、「元気にしてるか?」って一言だけでも、
なんか、心がホッとする。
それが“ほんまもんの仲間”なんやと思う。

この前な、数年ぶりに会うことになった仲間と集まってん。
集まる前は、ちょっと緊張もあって、
「何話そうかな」「気まずくならへんかな」って思ったけど、
実際に顔を合わせたら――

「おい、太ったんちゃうか!」
「そっちこそや!」って、笑いながら自然と話が始まってな。
気がつけば、昔と変わらん空気で盛り上がってた。

不思議なもんやけど、
あの頃の空気って、すぐに戻るねん。

一緒に走ったグラウンドの匂いとか、
ベンチで交わした小さな会話とか、
勝ったときの涙も、負けたときの沈黙も――
全部がちゃんと“今”に繋がってるって、心から思えた。

ただ、時間がたつと、お互いの環境も立場も変わってくるやん。
仕事に追われてたり、家庭を持ってたり、考え方も少しずつ違ってきたり。

せやからこそ、タマノスケはこう思うんや。

「違っててもええ。でも、思いやりは変わったらあかん」って。

昔みたいに言いたいことをズバズバ言うんやなくて、
「この言い方やとキツすぎるかな?」とか、
「今のあいつに、どんな言葉が届くやろか?」とか、
そういう“優しさのアップデート”ができるのが、ほんまの仲間やと思うねん。

距離ができたからこそ、
“相手の気持ちを想像する力”が強くなっていく。

それって、めっちゃかっこええことやと思わへん?

タマノスケもこの前、昔の仲間と夜中まで語り合ったんよ。
将来の話、今の悩み、夢の続き。
話しながら思ったんは、「根っこの部分は、なんも変わってへん」ってこと。

野球に必死やったあの頃。
自分のことでいっぱいいっぱいやったはずやのに、
仲間のことをちゃんと見てくれてた。
その目線も、その心も、今でもちゃんと残ってるんやなって感じた。

距離があいても、心の距離はあけんでええ。
そのために必要なんは、ちょっとの連絡や、ちょっとの気遣いだけや。

「どうしてる?」の一言。
「また会いたいな」のLINE。
それだけで、ちゃんと関係は続いていく。

タマノスケは思う。

一緒に泣いた、一緒に笑った仲間は、
ほんまに“人生の宝物”やって。

時間も距離も関係ない。
繋がってるって感じられる、その感覚を、どうか大事にしてな。

そばにおらんくても、気持ちは届けられる。
そんな仲間づくりの話、楽しみにしててや。

ほな、またな。
タマノスケより。

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