第2回:野球を支える目線から 〜記録員としての想い編〜

- 記録という立場から見て、野球のどんなところが面白いと感じますか?
やっぱり、同じ試合はひとつとしてないところ!
ヒットやエラーのひとつの判定で試合の流れが大きく変わるところも、野球の面白さだと感じています。
- 記録員の仕事を通して「学生に伝えたいこと」はありますか?
選手ではなくても、野球というスポーツをいろんな形で楽しめるということです。
裏方としてチームを支えたり、試合の一員として関わったりできるのが記録員の魅力だと思います。
- 試合中に選手の成長を感じた瞬間や、記録から見える変化があれば教えてください。
今ちょうど「箕面シリーズ」というものをやっていて・・・
履正社ベースボールクラブの松井監督が考案したものなんですけど。
6月のクラブ選手権予選が終了して(敗退)次の大会に向けたモチベーション維持と、ニューヒーロー発掘のためのシリーズです。
紅白戦の成績を毎試合集計して通算成績を出しています。
それを始めてから、一打席一打席にかける集中力が変わってきたり、自分の細かい成績を意識する選手が増えました。
- 記録がチームや選手にとってどんなふうに役立っていると思いますか?
箕面シリーズの例で言うと、モチベーションの維持につながっていると感じます。
また、試合の振り返りができるので、勝因や敗因をスコアから探れることも大きいです。
- 記録を通して育まれる力(集中力・観察力など)で、学生にも大事にしてほしい力は?
集中力はもちろん大事です!
試合が長ければ4時間以上になることもあるので、最後まで集中を切らさない力が必要です。
あとは、広い視野と瞬時に正確な判断をする力も、野球だけでなくいろんな場面で活かせると思っています。
- チームの雰囲気や先生たちとの連携についてどう感じていますか?
それぞれの先生が自分の得意分野を活かして、しっかり連携できているなと感じます。
最近でいうと…
•GM/トレーニング先導隊長:土井先生
•プラン作成のプロ/真面目すぎる:松井先生
•とにかくおしゃべりな:長谷川先生
•情熱とまっすぐな心の持ち主:弓埜先生
みんな個性豊かで、でも全員が野球が大好きなところがすごくいいなと思います!
- 記録員の魅力ややりがいを、これから目指す人たちに向けて伝えるなら?
野球をプレーする側ではなく、別の角度から楽しめるのが記録員の魅力です。
規則を学んでいくなかで、野球の奥深さを知ることができるのも大きな面白さのひとつ。試合をデータから見ることで新しい発見があったり、チームにとって大切な情報を残せるのもやりがいになります。
もちろん責任感や緊張感、プレッシャーもありますが、だからこそ記録員としての成長を感じられるし、それも含めてこの仕事の魅力だと思っています。
- 今後、挑戦してみたいことや新しく取り組んでみたいことは?
今勉強している語学力の幅を、もっと拡げていきたいです!
国際大会ではアジア圏に行くことが多いので、中国語をもっと話せるようになりたいと思っています。もちろん英語のレベルももっとあげたい!
また、ヨーロッパや中南米のスタッフと関わる機会も多いので、スペイン語も身に付けて、いろんな国の人とスムーズにコミュニケーションがとれるようになりたいです。
- 最後に、ブログ読者(学生・保護者・関係者)へのメッセージをお願いします!
わたしは野球未経験ですが、自分なりに大好きな野球に関われる方法を見つけることができました
様々な人と接することで、野球以外にも勉強になることが多く、刺激の多い毎日です
ぜひ履正社で野球を一緒に学びましょう!








