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タマノスケ連載 新章スタート!!仲間ってな、「気づける人」やと思うんや

「何か困ってるなって感じたとき、気づいて、声をかけられる人でいたい。
そう思えるようになったのは、仲間のおかげや。」

こんにちは、タマノスケやで。
この連載も、気づけばもう第3話やな。
ここまで読んでくれてる君に、ほんま感謝してるで。

今回はな、「仲間ってどんな存在なんやろ?」っていう問いに、もう一歩踏み込んで、
“気づける力”こそが、ほんまもんの仲間をつくるカギなんちゃうか?って話をしてみたいんや。

  1. 「気づく」って、思いやりのスタートラインやと思う

グラウンドにおるときでも、教室でも、
ふと見た仲間の表情が、いつもとちょっとちゃう。

「なんか元気ないな」
「声、小さない?」
「今日はずっと一人でおるな」

そういう“ちょっとした違和感”を、ちゃんとキャッチできるかどうか。
これが、仲間としての一歩目やと思うんよな。

何かすごいことをせんでもええ。
「大丈夫か?」ってひと言かけるだけで、その人の心がふっと軽くなることもあるんや。

ほんまに大事な仲間って、“気づいて、寄り添ってくれる存在”なんやで。

  1. 「自分もしんどいけど…」その一歩が仲間を救う

ある日の話なんやけどな。
炎天下の中でめっちゃキツいメニューをやったあと、
ワイもバテバテで、ヘロヘロになってた。

でも、ふと見たら、仲間のひとりが倒れこむように座りこんでたんよ。
その瞬間、体はしんどかったけど、気がついたら「水、取ってくるわ」って声が出てた。

後からその仲間に言われた。
「正直、あのひと言がめっちゃ救いやった。あれなかったら、心が折れてたかもしれん」って。

そのとき思ったんよ。
仲間って、一緒に努力するだけやなくて、“一歩寄り添えるかどうか”が大事なんやって。

  1. 助けてもらった経験が、次の「誰かのため」に変わるんや

誰しも、しんどいときってあるよな。
プレーが上手くいかへん日もあるし、なんか気分が沈んでる日もある。

でも、そういうときに“気づいてくれた誰か”が声をかけてくれたり、
さりげなくそばにいてくれたりした経験って、一生忘れへんもんや。

「ありがとう」の気持ちは、めっちゃ心に残る。
そんで、その経験が次は「自分が誰かに返したい」って思わせてくれるんよな。

助け合いって、そういう“循環”でできてるんやと思う。
誰かに優しくされたから、自分も誰かに優しくなれる。
それって、めっちゃ素敵なことやん?

  1. 気づける仲間は、ふだんから“見てくれてる人”や

タマノスケが思う「ほんまの仲間」ってな、
“言わんでも気づいてくれる”ような存在やねん。

せやけど、それって特別な力を持ってるわけやないんよ。
ふだんからその人のことをよく見てて、ちゃんと話して、
どんな人なんかをちゃんと知ろうとしてるから、気づけるんや。

つまり、“気づける力”って、誰にでも育てられるんやで。
今日からでも磨いていけるし、意識すればするほど、アンテナは敏感になる。

まずは一歩。
「今日、誰かの変化に気づけたかな?」って自分に問いかけてみてな。

その小さな気づきが、君を誰かの“支えられる存在”にしてくれるから。

また次、会おな。
第4話では「仲間とぶつかること」について話すで。
ケンカやすれ違いって、ほんまは悪いことなんか?
それとも、絆を強くするチャンスなんか? 一緒に考えてみよな。

“気づける人”って、やっぱりかっこええんやで。

タマノスケより。

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