
「しんどかった時間も、ある日ふっと“誇らしさ”に変わるんや。」
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こんにちは、タマノスケやで。
第1話では「続けるって才能ちゃうで」って話をして、
第2話では「続けられへんときもあるよな」って話をしたやんな。
今回はその先。
「それでも続けてきたからこそ見える景色」について、君と一緒に考えてみたいねん。
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- 「これ、意味あるんかな…」って、何度も思うやん?
毎日、同じような練習の繰り返し。
ノック、素振り、トスバッティング。
それでもミスは減らへんし、試合でもなかなか結果が出えへん。
「こんなにやってるのに、何にも変わらん気がする…」
そう感じる日、あると思う。
君だけやない。タマノスケも、コーチたちも、みんな何度も通ってきた道や。
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- でもな、「続けててよかった」って思える日は、ふいにやってくる
それはほんの些細な瞬間や。
• 今まで捕れへんかったゴロが、自然とグラブに収まったとき
• 練習中に先生がポツリと「おっ、良くなってきたやん」って言ってくれたとき
• チームメイトに「最近、声よう出してるな」って笑われたとき
その瞬間、昨日までの“意味が見えへん努力”が、一気に光を帯びてくるんや。
“これまで”が全部、ちゃんと“今”に繋がってたんやなって。
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- 誰も見てへんと思ってても、ちゃんと見てる人はおるで
「どうせ誰も気づいてへんやろ」って、やさぐれそうになったとき。
タマノスケはその気持ち、よう分かる。
でも実はな、コーチも仲間も、
普段あんまり言わんだけで、ちゃんと見てるもんやで。
僕も昔、ある選手の努力を密かに見とったんや。
走塁練習のとき、いつも一番後ろやった子が、だんだん列の真ん中になっててん。
何も言わんかったけど、「やってるなぁ」って、心の中ではずっと拍手してた。
後から「ずっと見てたで」って伝えたら、その子、涙ぐんどったわ。
“認められた”って思えた瞬間って、努力が報われる瞬間でもあるんよな。
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- 小さな一歩も、“続ける”の一部や
しんどい日、動けへん日。
無理に頑張らんでもええ。そういう日は、ゆっくり休んだらええんや。
でも、「明日もう一回やってみようかな」って思えたら、
それだけで“継続中”やねん。
歩幅はバラバラでも、一歩ずつ進んでたら、それはもう君だけの“努力の地図”になってる。
いつかその地図を振り返ったとき、必ずこう思うで。
「あのとき、やめんでよかったな」
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- 君の“続ける”は、必ず君を強くする
結果が出るのが遅くてもええ。
目立たんくてもええ。
うまくいかん日があってもええ。
でも、やめへん限り、君はちゃんと前に進んでる。
タマノスケはそう信じとるし、これを読んでくれてる君のこと、めちゃくちゃ応援してる。
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ほな、またな。
タマノスケ。







