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「続けてて、よかったなぁって思える日が来るんやで」タマノスケ新章 第3話 【野球コース教員】

「しんどかった時間も、ある日ふっと“誇らしさ”に変わるんや。」

こんにちは、タマノスケやで。
第1話では「続けるって才能ちゃうで」って話をして、
第2話では「続けられへんときもあるよな」って話をしたやんな。

今回はその先。
「それでも続けてきたからこそ見える景色」について、君と一緒に考えてみたいねん。

  1. 「これ、意味あるんかな…」って、何度も思うやん?

毎日、同じような練習の繰り返し。
ノック、素振り、トスバッティング。
それでもミスは減らへんし、試合でもなかなか結果が出えへん。

「こんなにやってるのに、何にも変わらん気がする…」

そう感じる日、あると思う。
君だけやない。タマノスケも、コーチたちも、みんな何度も通ってきた道や。

  1. でもな、「続けててよかった」って思える日は、ふいにやってくる

それはほんの些細な瞬間や。
• 今まで捕れへんかったゴロが、自然とグラブに収まったとき
• 練習中に先生がポツリと「おっ、良くなってきたやん」って言ってくれたとき
• チームメイトに「最近、声よう出してるな」って笑われたとき

その瞬間、昨日までの“意味が見えへん努力”が、一気に光を帯びてくるんや。

“これまで”が全部、ちゃんと“今”に繋がってたんやなって。

  1. 誰も見てへんと思ってても、ちゃんと見てる人はおるで

「どうせ誰も気づいてへんやろ」って、やさぐれそうになったとき。
タマノスケはその気持ち、よう分かる。

でも実はな、コーチも仲間も、
普段あんまり言わんだけで、ちゃんと見てるもんやで。

僕も昔、ある選手の努力を密かに見とったんや。
走塁練習のとき、いつも一番後ろやった子が、だんだん列の真ん中になっててん。
何も言わんかったけど、「やってるなぁ」って、心の中ではずっと拍手してた。

後から「ずっと見てたで」って伝えたら、その子、涙ぐんどったわ。
“認められた”って思えた瞬間って、努力が報われる瞬間でもあるんよな。

  1. 小さな一歩も、“続ける”の一部や

しんどい日、動けへん日。
無理に頑張らんでもええ。そういう日は、ゆっくり休んだらええんや。

でも、「明日もう一回やってみようかな」って思えたら、
それだけで“継続中”やねん。

歩幅はバラバラでも、一歩ずつ進んでたら、それはもう君だけの“努力の地図”になってる。
いつかその地図を振り返ったとき、必ずこう思うで。

「あのとき、やめんでよかったな」

  1. 君の“続ける”は、必ず君を強くする

結果が出るのが遅くてもええ。
目立たんくてもええ。
うまくいかん日があってもええ。

でも、やめへん限り、君はちゃんと前に進んでる。
タマノスケはそう信じとるし、これを読んでくれてる君のこと、めちゃくちゃ応援してる。

ほな、またな。
タマノスケ。

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