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野球コース

「゛やれ゛って言われる前に、動ける人になろう。」第7話 タマノスケのブログ【野球コース教員】

「誰にも言われんでも動けるヤツが、結局いちばん強いんや。」

やあ、タマノスケやで。
今日は “自分から動く力” について語らせてもらうわ。
グラウンドで伸びる子と伸び悩む子、分けてるのはここかもしれへん。

  1. いちいち言われんでも、動けるか?

練習後、バッグも片付かんままダラっと帰り支度する選手がおる一方で、
誰にも指示されんと
• バットをまとめてラックに戻す
• こぼれた土をレーキでサッと均す
• 次の打撃練習に向けて ボールケース(カゴ) をマウンド横にセットしておく

──そんな姿を見かける。
「今これが必要や」 を察して動く選手は、やっぱりかっこええ。
やれと言われたからじゃなく、自分で考えて動く。
これが“ほんまの強さ”やと思うんよ。

  1. 履正社名物「頼まれごとは試されごと」

うちの先生はよく

「頼まれた時点でチャンスや。期待値を超えて返せ。」

って言う。
たとえば「ボールケース運んどいて」と頼まれたら──
1. ただ運ぶ
2. ついでに 球数をそろえて、泥をざっと拭いておく
3. 次からは “言われる前に” 打撃メニューの流れを確認し、必要な場所へ事前にセット

ここまでやれる選手は、信頼の積み上げスピードが段違いや。
そして信頼は、いざ試合で「お前に任せる!」って場面を呼び込むんやで。

  1. “先に動く”がチームを回す

野球はピッチャーとバッターだけやない。
• グラウンド整備 が甘いと、イレギュラーバウンドでエラーになる。
• ベンチの声 が薄いと、流れを手放す。
• ボール回収 が遅いと、練習のテンポが落ちる。

つまり、自分にできる小さな行動がチーム全体を動かす。
誰よりも早く一歩踏み出す奴は、どこへ行っても “必要とされる人” になるで。

  1. “指示待ち”を卒業する3ステップ
    1. まずは観察
      • 「今チームが滞ってる所はどこや?」を探す癖をつける。
    2. 小さく動いてみる
      • 声かけ1つ、ゴミ拾い1つでもええ。とりあえずやってみる。
    3. フィードバックをもらう
      • 先生や仲間に「これ助かった?」と聞いてみる。改善点が見える。

これを繰り返すだけで、“気付き→行動→改善” が自動化されるんや。

  1. 自分の未来は、自分でつくる

「誰かに指示されて動く人生」と「自分で考えて動く人生」、選ぶんは君自身や。

最初は勇気が要る。でもその一歩が習慣になったとき、
君はもう “やればできる” を証明し始めてる。
タマノスケもグラウンドの隅っこから、君のその瞬間を見逃さへんで。

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「自分から動く環境を体験したい」って子は、気軽にDMで聞いてや。

ほな、またな。

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