こんにちは、
アスレティックトレーナーコース教員の部谷(ひだに)です。
今週の体育祭では、
栄えある教員リレーメンバーへ選んでいただき、
年甲斐もなく張り切ってしまいました。
昔取った杵柄といいますか、
元陸上部であったことで走るフォームに関しては、
皆さまからお褒めのお言葉をいただきました。
(体力は年齢相応でした)
なにより学校行事で盛り上がるのはとても楽しいものです。
さて、
本日はアスレティックトレーナーコースの普段の授業についてです。
2年生になるとリコンディショニングⅣという授業があります。
これはある競技のある怪我について、
復帰までのリハビリテーションを考え、
皆の見ている前で指導を行う、という実践さながらの授業です。
その競技の特性、怪我の種類をふまえ、
段階的にメニューをレベルアップすることがポイントになります。
例えば、
「ラグビー選手がタックルを失敗して肩関節脱臼をした」
というお題であれば、
ラグビーのタックルの動きや肩関節脱臼を調べ、
肩のリハビリテーションを作成し、
それを指導します。
そして最後は安全なタックルが行えるよう練習を行い、
競技復帰するところまで指導するわけです。
そして、
この授業で学べる大きな要素が「説明する」です。
メニューを考えるだけでなく、
どのようなことがリスクになるのか、
を明確にし、
相手に伝えるスキルが必要となってきます。
発表者はこの日のために担当教員に指導を受け、
しっかり準備をして本番を向かえます。
そして本番は皆に見られ緊張の中、発表します。
これら学ぶ、
発表の準備をする、
緊張の中発表する、
というプロセスを練習することにより、
スポーツ現場へ出た際に、
自信をもって動けるトレーナーになってもらいたいと思います。