CLOSE

BLOG

日常生活(ブログ)

アスレティックトレーナーコース

私が面白いと思った小説紹介シリーズ②

ATを目指す皆さんに、専門書とは少し違う本を紹介するシリーズを3回に分けて行います。
2回目の今回は、夏目漱石の『こころ』です。

教科書にも載る有名な作品なので、読んだことがある人もいるでしょう。

この本を読んで改めて感じたのは、

「人の心は、外から見ているだけでは分からない」

ということです。

人には、嫉妬、後悔、孤独、プライドなど、他人には見せていない感情があります。

ATが関わる選手も同じです。

「痛みはどう?」

と聞いて、

「大丈夫です」

と答えたとしても、本当に大丈夫なのかは分かりません。

試合に出たいのかもしれない。
弱いと思われたくないのかもしれない。
チームに迷惑をかけたくないのかもしれない。

だからといって、ATが「きっとこう思っている」と決めつけるのも違います。

大切なのは、分かったつもりにならないことだと思います。

同じケガでも、人によって身体も環境も目標も違います。

だから、

「このケガなら、これをする」

ではなく、

「この人には、今、何が必要なのだろう」

と考える。

人の心は見えません。

だからこそ、人を知ろうとする姿勢が大切なのだと思います。

『こころ』は、そんなことを改めて考えさせてくれた一冊でした。

教員山口

前の記事 記事一覧
オープンキャンパス 資料請求 LINEで相談