こんにちは!
ATコース教員の阪本です。
今回、ブログを担当させていただきます。
先日、子どもが公文の宿題をしていました。今日はやけに終わるのが遅いなと、思ったら、机の上には宿題と関係がないものがたくさん・・・遊んでいるわけではないですが、意識が散り、集中できていない様子でした。
「宿題前に、机の上をきれいにしてからやろうか」と声かけして以降は、すこし落ち着いたように感じ、何かをするときには、集中できる・頑張れる環境づくりが大事だなと改めて感じました。
そこで今回は、勉強のための環境づくりをテーマに記事を書きたいと思います。

学力を伸ばすために大切なことは何でしょうか。それはずばり「環境」です。
人は環境に大きく影響を受ける生き物です。例えば、周りに目標に向かって努力している仲間がいると、「自分も頑張ろう」と自然に行動が変わります。逆に、だらけた空気の中にいると、自分の意志だけで頑張り続けるのは簡単ではありません。
この「環境の力」は、研究でも明らかになっています。Erdemら1)のメタ分析では、学校や教室の雰囲気(スクール・クライメート)が学業成績と関連することが示されています。また、Demirtas-Zorbazら2)は約49万人を対象とした研究をまとめ、学校環境が良いほど学力も高い傾向があることを報告しています。つまり、「どこで、誰と学ぶか」は、結果に影響する重要な要素なのです。
これはスポーツにもよく似ています。質の高い練習環境や、意識の高いチームの中にいる選手は、自然とレベルアップしていきます。学習も同じで、良い環境は自分の力を引き上げてくれます。
クラス全体で「アスレティックトレーナーの資格を取るぞ!」という目標に向かって、お互いが高めあえるクラス環境を作れることが理想ですね。
また、個人としてそれぞれができる環境づくりには、以下のものがあります。
①集中できる場所を確保する(スマホがすぐ手に届かないようにするだけでも効果があり)
②一緒に頑張る仲間を見つける
③机の上を整理したり、勉強する時間を決めたりといった小さな工夫も、環境づくりの一歩です。
「やる気が出ない」と感じたときこそ、環境を見直してみましょう!
まずは、自分でできることから。そんなあなたの頑張りを見て、感化される仲間が増えるといいですよね。
その積み重ねが、結果につながります!
阪本
【参考文献】
1)Erdem, C., et al. (2024). The relationship between school climate and academic achievement: A meta-analysis. Educational Psychology Review.
2)Demirtas-Zorbaz, S., et al. (2021). The relationship between school climate and academic achievement: A meta-analysis study. International Journal of Psychology and Educational Studies.







