皆さんこんにちは。今年も暑~いですね。
暑い夏でも、本学学生たちは、自分の夢に向かって現場実習や自主学習を継続しています。
さて、皆さんは「武士道」って言葉知っていますか?
「武士道」とは、日本の武士階級が理想とした道徳的な生き方・行動規範のことです。簡単に言えば、「武士が守るべき心得・美徳」です。
その代表的なものに、
- 義(ぎ):正義。道理を貫くこと。
- 勇(ゆう):恐れずに行動する勇気。ただし、無謀ではなく「義」に基づいた勇。
- 仁(じん):思いやりや慈しみの心。弱者への配慮。
- 礼(れい):礼儀。敵に対しても礼を尽くす。
- 誠(まこと):嘘をつかず、誠実であること。
- 名誉(めいよ):自分や家の名を汚さないように生きること。
- 忠義(ちゅうぎ):主君や主人への忠誠。
などがあります。これって所謂、「日本人の心」のもとになっているものだと思うのです。
しかし、現在では、
- 疑(ぎ): 「人は信じるな、まず疑え」「自分の損得が最優先」
- 悠(ゆう):「無理せずに」「リスクは避けよう」
- 人(じん):「深入りしない」「人と程よく距離をとろう」
- 冷(れい):「無駄に気を使わない」「ドライにいこう」
- 巻(まく):「本音は隠そう」「うまく立ち回ろう」
- 名(めい):「肩書きだけあれば中身は適当でもOK」
- 中(ちゅう):「会社や組織に縛られたくない」
になって来ているように感じています。
武士道? 日本人の心(人としての心持)?を忘れると、スポーツ現場ではJSPO-ATとして必要とはされないのは確実です。

ATコース 山口宗明







