こんにちは。
ATコース教員の横井です。
履正社の専門学生もテストも終わり、疲れもとれてきたころです(たぶん)
そんな中、夏休み期間には”夏の合宿実習”という、実習があります。
本校ATコースでは、北海道から東京・長野・宮崎まであらゆるところへ、合宿に帯同させていただき経験を積みます。
合宿の実習では、合宿ならではの良いことがあると思います。
選手と仲良くなれる
選手との信頼関係を気づくには、まず「私はこういう人です、あなたはどんな人ですか?」くらいのオープンな感じになるくらいがいいのではと思います。あくまでも、ともだち”のような”関係ですね。ある程度仲良くならないと”信頼”は生まれません。どんどん選手には話しかけて欲しいところですね。
食事や入浴まで一緒に生活したりすると、選手の体調や心境等もわかって、将来より選手の気持ちのわかるトレーナーになれるかもしれませんね。
しかし、トレーナーとして”寝坊をする”、朝に眠そうに挨拶をする、愚痴を洩らすなどのネガティブな印象を持たてしまう場面も目にされやすいです。上記のようなトレーナーと生活していて、選手は安心して身体を預けてくれませんよね?信頼関係は生活から繋がっていることがわかることもありますね。
ケガの経過を終える
次には、ケガの経過を追うことで選手外傷の経過を追いやすくなります。週に一度~二度の実習であるとケガをした翌日は選手に会えません。試合の後はちょっとだけ痛くなかったけど、翌日痛みが強くなった・・・。や逆に昨日あんなに痛かったのに、ケアをしっかりしたら朝あんなに楽になった!のような前日の対応で選手の状況が変わったりします。そういったコミュニケーションを取ったりすることも合宿実習の醍醐味かもしれませんね。
その土地ならではの問題に当たるかも・・・
私の行く、長野県では標高が1500mを超えます。調べてみるとどうやら酸素濃度が低いです。選手の心拍数や呼吸数の上昇はよく見られます。
また、山の上なので病院に行きにくくなったりもします。事前にEAP(Emargency Action Plan:緊急時対応計画)や近隣病院・救急病院の把握、お盆休みになっていないかの確認等もしっかり行っていなければならないですね。スポーツ現場は必ずしも世間と同じスケジュールでは動いていません(笑)
私が学生の20年前は、夏合宿へ帯同させただいた際にはかなり“ワクワク”していました。
不謹慎ながらも毎日「何か起こらないかな」とか考えていました。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
多くの現場に本校の学生も帯同させていただきます。日本中でスポーツの大会・合宿が行われています。
どうか学生はより良い経験を積み、成長できますように。
日本中のスポーツ現場でこの夏、不幸な事故がおこりませんように。
ATコース
横井







