こんにちは、ATコースの西川輔です。
ATコースは、ただいまテスト期間真っ最中ですが、
これを乗り切れば夏休みです!
勉強に関してはこの期間だけ頑張れば良いわけではありませんが、
少しでも気持ちよく夏休みを迎えられるよう頑張ってほしいですね。
しかし、夏休みでも実習はあります。
むしろATコースの夏休みは合宿実習がメインといっても過言ではないかもしれません。
本日はAT実習でもお世話になっている先生が開催した講習会に
合宿実習準備の意味も含めてATコースの学生が参加していたので、その様子を紹介したいと思います。

今回の講習会の内容は、頭頚部外傷が発生した時の搬送の仕方についてです。
スポーツ現場、特にコンタクトスポーツでは、接触等により頭頚部の外傷が疑われる選手を
安全にコート外に運ばないといけない場面があります。
その際使われるのが、スパインボード(左)やスクープストレッチャー(右)です。

一般的に怪我人の搬送時に使用されるイメージのある布製の担架とは違い、
硬い素材でできており、さらにヘッドイモビライザー(スパインボードの左上に写っています)や
ベルトを用いることで選手をしっかり固定して搬送することができます。
今回は倒れている選手をこれらに乗せて固定し、持ち上げて搬送するという練習をしました。
その中でも頭頚部を手で固定している人が指示を出して乗せやすいように選手を傾けたり、
さらに固定していったりするというところで、
・指示の言葉が出てこない
・指示の声が小さい
・連携を取る際の言葉が少ない
という課題が見られました。


他校の先生や学生など初対面の方もいる中で、
初めての経験をするということで緊張もあったのでしょうか。
しかし、講師の先生方の最後の講評にもあったのですが、
実際の現場でも、その日会ったばかりの人と対応することはありますし、
応援や歓声、環境音などで指示が通りづらいかもしれません。
また、周りの選手がパニックになっていることもあるかもしれません。
そんな状況でも、毅然とした態度で対応できることが求められます。
知らないことは勉強するしかありません、
自信が無いのであれば自信がつくまで練習あるのみです。
参加したメンバーは、ぜひ今後の現場で対応できるように今回の経験を活かして欲しいと思いますし、
僕もそうなれるよう精進したいと思います。

※他校の先生や学生の方にはぼかし加工させていただいております
最後にはなりましたが、
今回このような会を開いてくださった伊黒先生と
会場を提供していただいた森ノ宮医療学園専門学校様に
感謝の意を表して、このブログを締めさせていただきます。







