皆さん、こんにちは。
ATコース教員の加用です。
帰国して明日で1週間になりますが、今も尚、少し時差ボケで苦しんでおります…
日本とヨーロッパの時差は、-7時間になり舐めておりました。
約1週間後には、佐賀国スポ、U18陸上大会帯同があるので、それまでには戻ることを祈る日々です。
さて、本日はWorld Skate Games 2024 ITALIA / ROMAについて少しお話したいと思います。
↑ 大会期間中に大切な選手の足にテーピングを巻かせていただきました。リュックを下ろすことを忘れるぐらい緊張していたんだと思います。笑
何の縁もない「スケートボード競技」に私が関わる日が来るなんてこれっぽちも考えたことがなかったですが、このような貴重な経験をいただけたことに感謝したいと思うのと同時に改めて、人脈の大切さを実感しました。
では、最初にスケートボード競技には、いくつか種類があります。
「バーチカル」「ストリート」「パーク」と3つの種類があり、その中の「ストリート」「パーク」種目が、正式なオリンピック競技となっております。今回、私が帯同したのは「パーク」になります。
「パーク」とは…
↑ 今大会での「パーク」コースになります。
坂や曲面が組み合わさった複雑な形状をしたボウル状のコースで実施される競技です。
45秒間のランを3本行い、最も高い得点で順位が決まります。
ラウンドとしては、予選・準々決勝・準決勝・決勝となります。
ジャッジは、5人おり100点満点の評価をし、5人のジャッジの中で最高得点、最低得点をカットした平均得点で争います。
テレビ越しでは、何度か見たことはありますが、実際に現地で見ると迫力がありすぎて、言葉では表現するのが難しい程すごかったです。また、観客との一体感がよかったな~と思いました。
私自身、初めての国際大会帯同となり、初めて関わるスケートボード競技ということもあり、不安と緊張に押しつぶされそうでしたが、温かいスタッフ、明るく元気いっぱいの選手のおかげで、毎日楽しく、そしてたくさんの刺激をもらうことが出来た遠征でした。
大会会場の雰囲気も写真を通じてお伝えしたいと思います。
↑ 大会会場にフィジオルームが2部屋あり、ベッドも各部屋2台ずつ設置されてました。また、氷・飲料水も準備されており、驚きました。※今大会のスポンサーのRed Bullも飲み放題でした。
↑ ウォーミングアップエリアになります。この時は、雨が降っておりサーフェイスが濡れておりますが、雨が止むと、スタッフがモップ等で水抜きをして選手が安全に滑れるようになっておりました。
↑ 大会会場にはアスリートラウンジと呼ばれる出場選手が、休憩するスペースもありました。誰もいなかったので、こっそり撮影しました。
普段、携わっている陸上競技と異なる点が多く、驚きがたくさんありました。合わせて、学ぶこともたくさんあり、情報量が多かった日々です。今回得た、新たな学びを自分のモノにできるようにまとめていきたいと思います。
そしてスケートボード競技に今後も関わる機会があれば、もう少し理解を深めてサポートしたいと思います。ちなみに英語は、直前に「Duolingo」のアプリをダウンロードし、活用しました。笑
ちなみに帰国後、そのまま「青葉台」へ。向かった先は、「日本体育大学」になります。高校時代にサポートしていた選手の怪我の状態を確認しに行きました。イタリア出発前には、大阪に帰ってきており状態確認してましたが、その時より断然状態が良くなっており、段階的に基礎ベースのトレーニングをきちんと詰めれば、来年もしかしたら…があるかな?と新たな楽しみがまた一つ増えました。
これからも長く幅広く現場で必要とされる人材になれるよう、日々精進したいと思います。
そして、4月から駆け抜けてきた大会帯同も残り2大会になりました。
1つ目は、10月9日(水)~15日(火)国民スポーツ大会@佐賀県
2つ目は、10月17日(木)~20日(日)U18陸上大会@三重県
体調には気をつけて、選手・チームが目標とする結果に近づけるようサポート頑張りたいと思います!