CLOSE

BLOG

日常生活(ブログ)

鍼灸学科

文献検索(20)

こんにちは。鍼灸学科T1です。
今回は「Brain, Behavior, and Immunity 」に掲載された「Neuroprotection effects of retained acupuncture in neurotoxin-induced parkinson’s disease mice.」を紹介します。

この論文はマウスに対し、MPTPという薬を投与し、パーキンソン病様モデルマウスを作成し、このモデルマウスに対し、鍼の効果を調べたものです。
実験は以下の4群に分けられています。

1) 正常動物
2) MPTP+置鍼(RA)
3) MPTP+電気鍼(EA)
4) MPTP+偽鍼

結果は2) でパーキンソン病の原因となるドーパミン合成酵素(TH)の減少を抑制できたという結果です。
また、行動レベルでも悪化を抑制できたようです。

パーキンソン病様モデルマウスを使った基礎研究は過去にも多数報告されています。
個人的にはコンスタントに研究されている領域だと思います。

前の記事 記事一覧 次の記事
オープンキャンパス資料請求