こんにちは。鍼灸学科T1です。
私は今、痒みについて調べております。
痛みと痒みの違いについて、まだまだ勉強不足です。
痛みと痒みは違います。痒みは患部を掻くことによって抑制されますが、痛みはされません。
また、痒みは皮膚を乖離することによってなくなるのですが、痛みはなくなりません。
そして、痛みはモルヒネ等などにより抑制されますが、痒みは促進されると言われています。
一方で似た部分もあります。
痛み・痒みを起こす刺激は同類の感覚神経を刺激します。
また感覚麻痺等の場合は痛みも痒みも消失します。
この両者のメカニズムの違いは何なのか?
私はこういった場合、まず「痒みについて」の総説(review)を読みます。
総説は多くの実験結果を著者が纏めたものです。
総説はバックグランドを理解したい時、また、知識の再確認の時に、とても適しています。
そして、バックグランドをある程度把握した後、さらに調べる時、興味のある実験に関しては原著論文へと掘り下げていきます。
原著論文を読めば、詳細について理解することができます。
いろいろな勉強の仕方があるとは思いますが、鍼灸師を目指すための勉強法も似ているように思います。
まずは調べたい(勉強したい)物事についてのバックグランドを理解してから、内容を詰めていくのも良いかもしれません。







