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日常生活(ブログ)

鍼灸学科

大人たちは「君たちは何にでもなれるよ」って言うけれど決してそうではないんだよ、と中学生の方々にしてきたお話

先月大阪にある箕面市立第一中学校の「職業講和」という授業でお話をさせていただく機会をいただきました。

高校に体験授業や進路ガイダンスを行うために伺うことはよくあるのですが、中学生に対しての講義は初めてで、自分自身すごくワクワクしておりました。

というのも中学生っていうと就職か大学か専門学校かなどの進路についての選択もまだまだ先という感覚が強いと思うんですよね。自分は中学生の頃は運動も好きだったので運動部にも所属していましたが、将来は漫画家になるんだってノートにたくさん漫画を描いている中学生でしたね。「好き=自分の仕事になる」って信じて疑わないそんな時期だと思っています。

だからこそ今回のタイトルです。みんな何にでもなれるわけではないんです。財力や学力の話ではないです。その前の段階のお話で、そもそもその職業を知らなければどれだけ自分に合っていて、やっていて楽しい仕事になるにしてもその職業の選択肢すら自分の人生に出てこないんです。選ばないにしても知ったうえで自分に合わないなと選択するってことが大事なので、とにかくいろんな職業を知っていただくというこういった機会はとても貴重なんです。

今回の職業講和では中学2年生の希望者を対象に「鍼灸師」という仕事についてお話と体験をさせていただきました。部活を頑張っていたり、学外の団体に所属したりして高いレベルでスポーツをやっている生徒さんも多く聞きに来てくれていました。スポーツにかかわるお仕事、で鍼灸師の話を聞きたいと中学生から思ってもらえていることにちょっと驚きつつも嬉しかったです。こういう感情に出会えるのも外でお話しさせていただく大きなメリットだと思っております。

教室に一緒に入ってくださった中学の先生方のサポートもあり、ワイワイと楽しく2時間の授業をやり切りました。もっと話してって言われたらもっと伝えたいことはありますが、こういうのはちょっと物足りないくらいがちょうどいいんです。

今回ブログで書こうって思ったのは授業に対する感想をいただけたからで、先日広報を通じてこんな感じでいただきました。

拝啓から始まり時候のあいさつに続き敬具で締めるとてもちゃんとした手紙の書き方で感想をいただきました。授業の内容だけでなく、自分の将来の夢と重ねて書いてくれている人もいました。この仕事って他人の人生に触れるお仕事なのだなあと改めて感じ、なんかもう本当に皆さんの将来に幸あれ!という思いでいっぱいになりました。皆さんの将来選びの一助になっていれば本当に嬉しいです。

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