1年生のきゅう基礎実技で先日隔物灸を行いましたので、そのご紹介を。
隔物灸とは皮膚ともぐさの間に物を挟んで断熱効果や、間に湿気のあるものを挟むことで湿り気のある熱で体を温めたりなどなどの効果を期待して行います。

こちら味噌灸の準備です。
味噌をそのまま載せるのはべちょべちょになってしまうので少し小麦粉を混ぜてかたまりやすくしております。

こちらが一人分ずつ丸めた味噌玉です。

毎年思うんですけどこの授業だけなんだか序盤は調理実習のような雰囲気になります。実際食べ物を使っているのですが…。

今回は塩は「神闕」というおへその上にとるツボに、味噌は「中脘」というおなかの調子によく使われるツボ、生姜は「関元」という様々なパワーアップのためによく使われるツボ(ふんわりした表現ですみません)を使っております。
どのご家庭にもあるものを治療に応用するという昔の人々の知恵の結晶ですね。







