CLOSE

BLOG

日常生活(ブログ)

鍼灸学科

受けるのも勉強

先日1年生午前部の学生から背中が痛いから鍼をしてほしいと言われたので授業後に少し治療をしました。

治療をしていると同じ午前部の学生が何人か見に集まってきたので、見に来た学生たちに向けて硬結(コリ)を見つけるときのポイントを説明したり実際に触ってみてもらったり、鍼を入れていく深さをどのように決めているかなど、いろいろお話しながら今回は筋肉を指標に治療を行いました。

学生同士で今後刺鍼練習も行っていきますが、触り方から押手の圧、響き方など学生同士の練習とどう違うのかを実感し、どうすれば快適な刺激になるのか考えることも成長にはとても重要な過程だと考えているので、積極的にいろんな先生の治療を受けさせてもらうのが良いといつも学生には言っています。今回は鍼を入れていくと筋肉が勝手に動く反応が面白いと喜んでいました。

感覚だけではなく鍼灸は西洋医学、東洋医学という大きな考え方の引き出しがあり、東洋医学でもさらに細かい引き出しがあって、どの引き出しを使うのか、またどの太さの鍼を使うのかも合わせると治療家によってとても個性が出る治療法であると思っています。そういった考えに多く触れて良いと思ったものを集積して自分の治療を作り上げていく面白さもあります。

治療後、「うわ~~楽~~~~」と学生が腕をぐるぐる回していました。患者さんに喜んでもらえるという治療家として一番嬉しい瞬間を学生たちにも早く実感できるようになってほしいですね。

ちなみに、学生の皆様におかれましては、教員からの治療を受けるだけでなく、インプットしたあとのアウトプットはコリがしっかり仕上がっている体がここにあるので刺鍼練習も受けて立ちますね笑

前の記事 記事一覧 次の記事
オープンキャンパス 資料請求 LINEで相談