というお題で3年生の一発目の授業は始まりました。
実はこれ、医療面接の授業の一環として行っている授業です。例年はお互いに上記のお題で片方が相談者、片方がアドバイスをする側で話し合ってもらい、そこで生まれる感情をそれぞれ書いてもらっていたのですが、今回はグループでどのようなことを聞いたらいいと思うか、とかこのようなシチュエーションだとどのように感じるかなどを話し合って発表してもらいました。


一人頭抱えてますね。
医療面接で聞くべき項目や聞き方のセオリーはあるものの、その目的の一つである信頼関係の構築には絶対的な正解がない分、たくさんの感性を共有することで思いもよらない物事のとらえ方に気づけたり、他人の意見を聞くことで自分の考え方が整理されていったり、無意識に生まれる感情を意識下に置くことで自分の感情を良いようにコントロールできるようにする、という狙いで行ってみました。
一旦自分がアドバイス側の感覚で考えてもらった後、今度は自分がアドバイスを受ける側の感覚でどのように提案してもらったら受け入れやすいかなどについて考えてもらいました。
話し合いの言葉を聞いていると「そうそう!まさにそれ授業で言いたいこと!」というような発言があちらこちらから聞こえてきていました。自ら気付き実感できる授業に少しはなれていたかなという思いと、出てくる意見がこちらの想定外の意見もあったりして、こちらもなかなかに学びが得られる面白い授業となりました。







