とてつもなく長いタイトルにしてみました。
3年間持ち上がりで同じ学生を見る本校では…いや、主語が大きいですね。少なくとも自分は担任をしたクラスの学生たちの卒業式は大きな意味を持ちます。せっかくなので、クラスの思い出をつらつらと書いてみたいと思います。
今回で3回目の担任した学生を見送る年です。一度として絶対的な正解を見つけられたことはないですし、悔いが全くない年はないです。それでも毎回学生に恵まれて協力しあいながら3年間を過ごせたと思っています。1人じゃできないこともみんなとだから出来るよね、というのが自分がみんなとクラスを作る中でいつも心がけていたことでした。
今回の学生たちには特に「孤立しないこと」「誰かと繋がっておくこと」というのを強く伝えていました。他の人が助けてって言えば全力で助けてあげるのに自分は助けてって声を上げるのが苦手な学生もいました。そんなええやつだから周りも声かけてフォローして、と気付けば優しい輪が出来ているクラスでした。そんな心優しい学生にどうやったら早いタイミングから助けてって言ってもらえる信頼関係を築けるかは今後も大きな自分の課題です。
いろんな方向に個性的な学生たちもいました。それらが「異質なもの」ではなくその人の個性として当たり前に受け入れられていることもほんと微笑ましく思っていました。
トータルほんとにいいクラスでした。楽しかったなあ。
4月からはまた1年生の担任になります。新入生の方たちも「どんな先生がいるんだろう」とドキドキすることと思いますが、教員側もどんな学生がいてどんなクラスになっていくんだろうとドキドキしてるんです。
いいクラスだったなあって3年間の思い出が次の学年でもいいクラスを作っていこうという原動力になります。
卒業式でみんなからもらった花に背中を押してもらいながらまたいいクラスを次の学生たちと作っていきたいと思っています。








