教員Kわはらです。
今日はお隣の専門学校へ学生さんの実技評価に行ってきました。
全国の鍼灸の専門学校で構成される「学校協会」と言うものがありまして、加盟校同士で、お互いの学校の実技試験を評価しあうというシステムがあります。
で、本日は私Kわはらがお隣の某専門学校さんへ派遣されて行ってきたわけです。
本校でも、週明けの16日に行われる三年生の卒業実技試験に、他校の先生がお見えになります。
他校の先生が実技の評価をする。
想像してみてください。
ただでさえ実技試験は緊張するものなのですが、
さらなる、想像を超える緊張が待っているのであります。
緊張させるのが良い、というものでもないと思うので、その要素は学生さんにとってはかわいそうかなとは思います。
しかしながら、評価をする立場の教員にはとても興味深い体験となります。
ここは本校の方が優れている、
ここはこの学校の方がすばらしいな、
ちょっと実技のやり方が違うんだな、
などなど。得るものがたくさんあります。
学ぶべきところは、本校へ持ち帰って採用するなんてこともできます。
そうやって、お互いの良いところに学んで、自らのイマイチは改善できるので、お互いの実技評価は鍼灸の学校全体がよくなっていくきっかけの一つになるなと思います。
鍼灸の学校自体の質が上がれば、世の中の鍼灸師の質がさらに良くなります。
今は、こうやって他校さんと協力して、鍼灸師の質を上げていく時かな、と、個人的には考えています。