先月のこのブログで作ってるよーと紹介した美容ツボハンドブック、
今月13日の鍼灸オープンキャンパスで初お目見えをしました。
こちらがその現物
どのように作られていったのかを少しご紹介してみようかなと思います。
誰が得すんねん!な今回のブログは教員資格を持った鍼灸師が
ただひたすらお絵描きについて語るブログです(キリッ)
使っているソフトは「CLIP STUDIO PAINT」というお絵かきソフトです。
プロの漫画家さんも使っているような、本来漫画やイラストを
描くのに適したソフトなのですが、鍼灸の教員を目指して
教員養成の学校に入学して、いろんな資料を作るにあたって
著作権を気にしながら資料作りをするのが面倒臭かったり
ピンポイントで欲しいイラスト資料がなかなか見つからなかったりしたので、
それなら自分のイラストを使った方が万事問題ないよね!と
デジタルイラストに挑戦すべくペンタブレットを購入したときに
ついていたソフトで、思いのほか使いやすかったので
EXというグレードアップ版を購入して今に至ります。
これまでいろんな教科の資料作りを支えてくれた相棒です。
このソフト、描いたものをこんな感じ↓でパソコン上で冊子のように
見られるのがめちゃくちゃ有能なんですよね。
作ってる最中から出来上がりが想像できてめちゃくちゃワクワクします。
話が逸れました。
まずは大まかにタイトルと人物の置く位置をバランス確認のために
ざかざかっと描きます。
そこからラフ作成のためのざくっとペン入れ(ここで女の子の髪型が変わりました)
そして大まかな色を入れます。
こういったラフを用意して他の先生方にも意見をもらいます。
今回作ったラフは絵柄や雰囲気を変えて4枚。
これは前のブログでもご紹介してましたね。
結果↑の表紙が採用されたのでラフをベースに丁寧にペンを入れて
色もちゃんと置いていきます。
使う色はスポーツ版のイメージが自分の中で成長に合わせて送られてくる
某通信教育の漫画のイメージでパッと目につく原色多め↓↓
に対して美容なので少し彩度落としめを意識しました。
言うなればおしゃれなタウン情報誌にありそうなイラストのイメージです。
中身はスポーツ版のデザインと統一感は出しつつも
ぱっと見全然違う雰囲気になるよう人物イラストは全部描き直し。
こんな感じで描いています。(お絵かきたのしい)
ツボのイラストは基本ここから持ってきていますが、
解像度が低いので少し調整したり、ここにないものや
顔のツボは冊子のイメージと統一するよう新たに描いています。
出来たらpdfに変換して誰のパソコンからでも印刷できる形に保存します。
pdfへの変換は有料のプラグイン(≒追加機能)ですが、
全然元が取れるくらい使いまくってるので実質無料みたいなもんです。
複数ページを一気に変換できるのもこのソフトの有能なところです。
めちゃくちゃ便利。
特に絵の勉強を専門的にやったわけでもないので、
素人に毛が生えたというより素人が頑張って毛を生やしながら
とにかく楽しんで作った一冊です。
美容のオープンキャンパスやガイダンスでどんどん配布するので
どこかで目にされた際には「これ!進けn……ブログで見たやつだ!」
となってもらえると嬉しいです✌️