教員Kわはらです。
鍼灸学科では、2年生の後期から卒業研究が始まります。
今期も始まり、その研究で使用する目的で、サーモカメラを買ってもらいました。
本来、サーモカメラは、50万円くらいします。
しかし、今回購入したものは、なんと、35000円!
スマホに装着して、アプリを利用して使うんです。安いしとても使いやすい♪
サーモカメラは、温度を可視化したものですね。
鍼灸は、血流をよくする効果があります。皮膚の血流がよくなると、皮膚の温度が上がります。そういった現象を観察するのにとても適しています。
さっそく試してみました♪
足が冷えっ冷えの学生を捕まえて、足の太衝というツボにお灸をしてみました。
はじめは、足の指先が冷たく真っ青でした(上段)。
お灸に火をつけしばらくすると、親指の色が変化し始めました(中段)。
最終的に、親指がかなり温まったのがわかりますね(下段)♪
興味深いのは、お灸の火が消え、取り除いた後もしばらく温まっていることです。
単純にお灸の熱が表面を温めただけでなく、ちゃんと血流がよくなって、暖かさが巡り始めたことが示されていると思われます。
サーモカメラ楽しい♪
そして、
鍼灸の効果は気のせい、ではなく、ちゃんと変化があってそれが目に見えること。
この意義は大きいと思います。
また、これからも、興味深い画像が撮れたら紹介していきたいと思います。