教員Kわはらです。
1年生の灸の基礎実技を担当しています。
お灸は、一般的に、鍼ほどのなじみはなく、そうかと思えばドラッグストアで簡単に扱える灸商品が売られていたりします。
知らない人は知らないし、
知っている人は、灸って、技術、要らないんじゃない?って思われたりしてるようです。
授業では、既製品の灸にはない良さの、技術を要する灸を練習しています。
また、熱というものに、怖がらず、負けずに対処できる度胸が基本的に必要になります。
さて、こちらの灸、大きさが、底面、2~3センチ、高さも同じくらいの円錐形にモグサをまとめたものです。
これを、一般の方に、素手で取れ、と言われても、なかなか厳しいんじゃないでしょうか?!
本校では、1年生の段階で、怖がらずにひょいひょい対処しますよ。
ひょい
ひょいっと。
施術者が怖がったりすれば、当然患者さんも怖がります。
逆に、施術者が堂々としていれば、患者さんも、安心して治療を受けてくれます。
施術者自らが自信をもって堂々とすること。
大事なことだと思います。
授業では、怖そう、危なそうに思っても、それは自分の気持ちの持ち方次第であり、冷静に対処しなければならない。そんなことを経験してもらっているわけです。