サッカーコースの学生は、以下の3種類の分類に分かれて入学する方法があります。
1つ目は、ウエルネススポーツ科のサッカーコース(2年間)
2つ目は、医療科(鍼灸・柔道整復・理学)の午後部・夜間部に在籍し、午前中はサッカーコースの実技やC級インストラクター資格対象の指導法に参加するWスクール(医療科所属年による)
3つ目は、1と同様にウエルネススポーツ科のサッカーコースとして入学し、、2年目以降は2つ目と同じ様な感じで午前中実技などを受講し、午後から医療科を学ぶメディカルアスリート専攻(4年間)
の3つがあります。
今回は、3つ目のメディカルアスリート専攻について紹介したいと思います。
メディカルアスリート専攻は、スポーツ(競技)を頑張りながら医療資格取得を目指す専攻です。
1年目、入学時はスポーツ科に在籍します。我々で言う、サッカーコースの一員として1年間過ごします。
サッカーコースに在籍の前期(4月~7月)の間に週1時限(90分)だけ、メディカルアスリート専攻の為の授業を茨木キャンパスで実施し、その講義を受講しながら、2年次から始まる医療科の所属学科を選んで行きます。
サッカーコースに関係する全ての授業・実技ならびに、実習へ参加し、サッカーをトータル的に学びます。
例)社会人リーグ出場、専門学校サッカー選手権出場、富士登山研修などなど
2年目の4月には医療科の入学式に出席します。
そして、授業が始まると、午前中はサッカー実技、午後から十三校へ移動して医療科の授業を受けます。2年目が終わると、スポーツ科は卒業となります。
例)社会人リーグ出場、専門学校サッカー選手権出場、サッカーコースアジア研修などなど
※医療科所属時にはAT(日本体育協会のアスレティックトレーナー)の同時受講が可能になりますので、ATを履修する場合は、サッカー実技の際にはATとして実習に参加する事が多々あります。
選手の気持ちが分かるATならびに医療人を目指すには、他校には無いシステムです。
3年目からはサッカー実技に出るか出ないかは、医療科の成績とサッカーに対する情熱を考慮して、選択制となり、基本的には午後からの医療科のみとなります。
4年目は、午前中は国家試験対策となり、実技には出れなくなり、午後からは医療科の授業に出ます。
1月頃に国家試験を受験し、3月に卒業式、3月末頃に国家試験の合否発表となり、医療人の始まりです。
学費については、1年目はスポーツ科の費用(入学金+授業料+施設整備費+実習費の合計1,230,000円)+教材費100,000円+活動費100,000円の総合計1,430,000円
(平成26年度実績より)
2年目以降は実習費にスポーツ科費用が加算されており、その他は医療科の授業料+サッカーコース実技で使用する経費
となります。
メリットは
高校ではサッカーの指導者がおらず、自分たちで練習メニューを組んでおり、大会では結果も出ずに不完全燃焼だったので、資格を持った指導者の下でサッカーをやりきりたい!
学生期間中は大会等に出場し、緊張感を味わいながらタイトル獲得へ向けてトレーニングもしたい
医療科で学んだ解剖学や生理学、医学などを実際の競技現場で負傷した友達と学んだ点を照らし合わせて外傷・傷害を学ぶ絶好の機会がある
スポーツも頑張る機会があり、国家資格も取得できる!
などなどです。
ちなみに、鍼灸学科は毎週土曜日に臨床実習として、茨木キャンパスに治療室を設け、学生を対象に無料で治療を受ける事が出来ます。
今回は、サッカーコース目線でのメディカルアスリート専攻についてご紹介致しましたので、ご検討の際には、医療科のオープンキャンパスに必ず参加して頂き、医療科の説明を必ず受けて頂きますよう、宜しくお願い致します。
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